この前タントのファンクロスを見せてもらいました。
スーパーハイトワゴンで、悪路走破性をもたせたちょっとワイルドなタントです。
スペーシアギアの対抗馬にあたる車ですね。
エンジンルームを見ると、インタークーラーが鎮座しており、ターボがついているのがわかります。
ふとどうなったかなと?メンテナンスのステッカーを見てみました。
ボンネット裏に貼ってあります。各メンテナンス。
ここで注目なのが、エンジンオイルです。
このタントのファンクロスはターボがついている為、使用オイルは0W-20のSNグレードに当たります。
そしてその交換指定距離。
6ヶ月または2500kmと書いてあるのが分かります。いや、まだこの設定なんですね。シビアコンディションで2500km交換っていうのは、なかなか早いです。
それよりも目を引いたのがクーラントの項目。初回3年、以後2年ごとと書いてあります。
あれ?スーパークーラント使ってるのなら、もっと長いはずだけど・・。
目次
タントのファンクロス、スーパークーラントを使ってない!?
いや、これは知らなかった。
いつのタイミングからかわからないんですけど、このタントのファンクロス、クーラントの交換が今までのスーパークーラントのように長寿命ではありません。
もともとのロングライフクーラントと同じように、初回3年、以後2年ごとの交換と設定されています。
どういうことなんでしょう?
使われてるクーラントはアミックスロングライフクーラントで50%濃度のものが充填されているようです。
高防錆力タイプとされています。濃度が50%で-12℃の設定のようです。
これもちょっと微妙ですね。というのも、僕が住んでいる地域では真冬の早朝は-12℃っていうのは結構あるんです。
ガソリンスタンドの早番に朝の5時に出勤すると、街頭温度計が-12℃を表示していることが結構な頻度でありますから・・。
もうちょっと濃度をあげたほうがいいんじゃないか?
いろいろな意味でファンクロスのクーラントは微妙ですね・・・。
よく失火するプラグは7万キロ交換に
10万キロ無交換とうたっておきながら、度々失火するダイハツのプラグ。
さすがに交換距離が7万キロに短縮されていました。
当然ですよね。ひどい車は5万キロもたずして失火するものもありますから。
いやそれにしてもタントのファンクロスって、タントの車高を上げてっていう車だとばかり思っていましたが、メンテナンスメニューは結構変わってましたね。
それでもオイル交換はターボ車でシビアコンディション2500kmというのは譲れないんですね。
クーラントもウォーターポンプが良く壊れるからか、初回3年以後2年交換にしたのか?
いずれにしろ謎が多いですね。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。