前回、燃料添加剤の中でずば抜けて評価の高いWAKO’Sのフューエルワンを入れてみました。満タンにして、フューエルワンを添加。添加前と後のエンジン内部を内視鏡カメラで撮影したら以下のような変化が見られました。
こちらが添加前です。この写真はスパークプラグを外して、プラグホールから内視鏡カメラを入れて撮影しています。いわゆる燃焼室の中ですね。
スマホに接続できる内視鏡カメラなら、エンジンを分解しないでシリンダーを点検できます。
真っ黒だったピストントップがここまで奇麗になってきました。
これがフューエルワンを入れて、燃料満タンから空になるまで走った後の状態です。
今回、再度フューエルワンを添加して連続投入の効果を検証してみました。
燃料添加剤もいろんな種類のものが出回っています。その中で抜群に評価が高いのがWAKO’Sのフューエルワンです。
評価が高いのは主にバイクですね。バイクって車よりダイレクトにエンジンの状態がわかります。バイク乗りの必須アイテムとなっています。
フューエルワンって燃料20リットル~60リットルに対して一本入れるようになっています。バイクの燃料タンクって小さいので、一本買っておけば何度でも使えるというのがまたいいんでしょうね。
フューエルワンを入れてから、普通に街乗りをこなしました。燃料メーターは画像の通りです。給油ランプこそまだついていませんが、最後の一目盛りも下回っています。
およそ270.5km走りました。暖機時間をまだ取ったりしているので平均燃費はリッター10kmを切ることが多いです。夏が近くなったらエコランの記録を作りたいと思っています。
前回と同じように一番シリンダーのプラグを外してプラグホールから燃焼室を撮影します。
それにしてもこのまえプラグを交換したばかりですが、プラグホールがオイルで汚い。近いうちにヘッドカバーのパッキンを交換しようと思います。
これは燃焼室へもオイルが入り込んでいそうです。
パッキンはすでに購入済み。
YouTubeの動画にもアップしましたが、連続投入したらどうなるのかといった意見もありました。ぼくもたった1回の添加だけで効果を語るのはどうかなと思っていたので、連続投入をしてみることとしました。
最後の一枚の右上に何やら数字のようなものも確認取れますね。ピストントップの刻印でしょうか?
前回の写真と比べてみます。
最初の状態↑
フューエルワンを一回目入れて燃料が空になるまで走った状態↑
そこからさらに連続投入した今回の結果↑
結果を先に書くと、1回目と2回目で大きく変化したところはなかったと思います。なんとなく変わっているのかもしれないけど、1番シリンダーだけの燃焼室ではあまり変化が確認できません。
燃費はどうだったかというと、こちらも本気モードで計測していないしだらだらアイドリングをする時間帯も結構あったので、正確なところはわかりません。
フューエルワンを入れるとしばらく効果が持続するということが書いてありますし、初めて投入する場合は連続投入が効果的とも書いてあります。
一旦これでフューエルワンを入れるのは止めてみます。実はもう一本買ってあるのですが、それはシエンタに入れて確認を取ってみようと思っています。
連続投入の結果はイマイチわからなかったのが今回の感想です。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。