フィット GD4
コーナーポールを交換しましたのでレポートします
コーナーポールっていうのは、車幅感覚を掴みやすくするポールです。
このフィットには伸縮タイプのコーナーポールがついていましたが折れてしまったので交換することに
意外と知られていないことですが、コーナーポールはポール部分だけで部品の供給があることがあります。
ポールだけなら部品代で4500円。
コーナーポールを交換するための最低条件は2つあります。
中のモーターがきちんと作動すること。
ポールがきちんと根元から取り出せていること
内部のモーターを使ってアンテナのようなポールを伸縮させるわけですが、このモーターが壊れていれば
話になりません、。
そして、ポールがモーターの中に残ってしまっているような場合はポールだけで交換ができません。
コーナーポールです
コーナーポールの交換は簡単です。
2人1組でおこないます。
室内から、ポールのスイッチをON、OFFしてもらう。
ポールのスイッチをONにすると、ポールは伸びます。
まずONにしてもらって、ポールを完全に伸ばした状態にモーターをもっていき、そこからOFFにしてもらう。
このとき、モーターが反対方向へ回るときを利用してポールを内部へ吸い込ませていくのです
このようにポールにはギザギザの紐上のギヤがついています。これをモーターが逆回転しているときにかみこませると
自動的に吸い込まれていくというわけ。
ポイントはどの向きにこのギヤ状の棒を差し込むかということ。
モーターのギヤとかみ合わないと吸い込まれないので、かみこむ向きを探します。
1回じゃおそらく決まらないと思うので、駄目だったらまたポールのスイッチをONにして、モーターを正回転させる。
そしてまたOFFにして逆回転になっている間に・・これを繰り返しながら手探りでやって行きます。
当然中にポールの残骸などが残っていたら駄目なので、ポールだけで交換が出来るかどうかは
壊れたポールをよく見る必要があるのです
ポールを入れた後に蓋をする
と、こんな形で交換します
フィットのコーナーポール交換でした。
自動で伸びるラジオのアンテナも同じ原理です。ご参考までに。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。