フラグシップカー。フラグシップスポーツカーです。
MHO ENGINEERINGらしく、フラグシップスポーツに焦点をあてていこうと思います。
まずフラグシップカーの定義はなにか?調べても正解は出てこない。簡単に解説すると、
最も重要で高級なスポーツカーといった感じでいいのかなぁと思います。
要するに自動車メーカーが作り上げる、そのメーカーの最強のスポーツカーということ。
マツダであれば、ロードスターではなくてRX-7がそれに当たる。日産はZではなくてGT-R。
トヨタは以前はスープラであった。ホンダはNSXで間違いなし。
メーカーの威信をかけて、いろいろなもてる技術をぶち込んで作るスポーツカーですから、内容もすごいわけですね。
このたび、トヨタの高級車チャンネルであるレクサスからフラグシップスポーツカーが発表になりました。
LF-Aと呼ばれるこのモデルは3500万円オーバーの凄いやつ。V10エンジンを積んだスーパースポーツ。
およそ日本車の中ではトップクラス以外の何者でもない価格である。
NSXが3台分ですからね。日産GT-RのVスペックよりも2倍以上するというこの車。
限定で500台の生産予定だそうです。
では何故フラグシップスポーツカーというものが必要になるのか?
これはもう、メーカーの威信ありき。そしてわが社はこのようなスーパースポーツを作れるんだというアピール。
そして、デモンストレーションでもあると。
フラグシップスポーツカーは誰でもが簡単に買える価格ではなくプレミアム性が打ち出されてくる。
街中をみまわたして、LF-Aがたくさん走っていたらそれはそれでなんだか嫌ですからね。
フェラーリなどはフラグシップスポーツの作り方をよく知っている。そしてそのブランドは広く世界に認知されている。
フェラーリの販売台数などトヨタのそれとは明らかに違ってくるが、彼らは彼らで商売が成り立っている。
それはやはりブランドイメージでもあると。そのブランドイメージを構築するのにも一役買うのが
フラグシップスポーツカーなのである。メーカーのイメージを明確に伝えるメッセージでもあり、自動車文化を
愛するという姿勢をアピールすることもできる。
フラグシップスポーツはまさに不可欠な存在なのであるが、最近の車では息を潜めてきているだけに
ちょっと寂しいなぁと思う今日この頃でした。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。