スバルのエクシーガです。YA5というモデルです。
エンジンチェックランプが点灯したということで入庫。
ダイアグコードを読み取ってみると
P1410 二次エアコンビバルブ 開故障
というあまり聞きなれないコードがでました。詳細を調べていくと、エンジンの片バンクに1つ二次エア用のバルブがついています。これが普段開閉しているのですが、動きが渋くなってきたりするとチェックランプが点灯する模様。
ちなみにこのバルブが完全に壊れたらどうなるのか?これは、体感できるような不具合には発展しないというスバルの見解でした。
しかし、いろんなチェックランプが連動して点灯するので、一旦故障コードを消去してそれでも再点灯するのなら交換に踏み切ってもいいのかなと。
実は今回で2回目のエンジンチェックランプ。故障コードはやはりP1410でした。オーナーに電話すると、
「該当部品を交換してください」
というお返事をいただきました。
この二次エアコンビバルブなる部品がどこについているのかというと、エンジンの上部です。NAエンジンであればさほど交換は大変ではありません。
これがターボとかになると、結構大変だと思います。
今回のエクシーガはNAです。交換は簡単。
スロットル周りのダクトを外していくと、該当のバルブが見えてきます。
これを交換します。
画像中央に写ってるバルブです。EGRのようなバルブですね。
カプラーとネジで固定されています。
片バンクに1つ使われていて、片方が壊れるともうしばらくするともう一つも壊れることが多い。ということなので両方交換することに。
ちなみに、このバルブ何かの原因で一度動くようになるとしばらくは大丈夫です。ですが、やはりまた渋くなってくるとチェックランプが点灯します。
外した部品をみる限りある程度は清掃して延命することもできるかな。
やはりカーボンなどが堆積しています。これは動かなくなるわけだ。
部品が結構高いです。
14900円と20800円。これにガスケット代です。工賃を合わせるとターボ車だと10万円コースの修理になるかもしれません。
部品交換後、テストしてOK。
エクシーガの二次エアコンビバルブ交換でした。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。