スズキ エブリィです。
DA62Wというターボモデル。エンジンの力がないということで入庫。
診断したら、アイドリングは問題ないけれど、アクセルを吹かすとまったく吹けない。
そうなんです。ターボがぶっ壊れて、羽がタービン壁にひっかかって過給が上がらないような状態になっていると
容易に想像できました。
エブリィ ターボ交換
DA62W
今までDA52WやDA64Wのターボ交換をしたことがあるけれど今度は62W。
とりあえずバッテリーを外そう。邪魔ですね
確かにターボの取り回しは52Wよりも全て助手席側にあるから楽といえば楽かな。
さくさく外します
外す
下回り。
アンダーカバーを外したところ。
マフラーも中間から外す
遮熱板を外したいんですが、ボルトが錆びて歯が立たない。仕方がないので
ほかの方法でターボを下ろすことに。
エキマニとセットで外すかな
エンジンマウントを外す
エキマニの遮熱板はなんとかはずれた。
これでエキマニごとターボが下りる予定
ここから分解
エキマニが外れた図
とりあえずターボを分解
ジャーン
ターボの羽が折れています。シャフトを触ったらガタガタでした。
ガタガタになったターボの羽が壁に当たってひっかかって、吸気の妨げになっていた。ということですね。
シャフトのナットが見当たらないので探さないといけません。
リビルトターボ。45000円。これは仕入れ価格
これを組み込みます
組みあがり。エンジンに搭載します
合体
インテークパイプを掃除していたら、タービンのシャフトのナットが出てきた。
完成
オイルフラッシング剤が同梱されていたので、エンジンをフラッシングして
オイルとエレメントを交換して終わり。
エブリィのターボ交換でした。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。