エブリィです。
Rのガラスが動かないということで修理。
作業指示が出ていたので、僕が整備を担当。
交換部品はモーターとレギュレーター。ということでエブリィのリヤスライドドアのパワーウインドウモータとレギュレーターの交換です。
スライドドアって、パカッと開くわけじゃないからパワーウインドウの修理はやりにくいのです。
とりあえず内張りを剥がす
ドアのインナーハンドルは、昔のレギュレーターハンドルと同じクリップで留まっています。
細いマイナスドライバーなどでひっかけて外す
クリップが外れれば、ハンドルは外れます
あとは内張りはクリップで留まっているだけなので、引っぺがす
さくさく進めましょう。
こんな感じです。なぁんだ。モーターなんか丸見えで楽勝じゃないか!
と、僕は思ったんです。お恥ずかしいながら、このモーターがパワーウインドウモーターだと思っていた。
実際外しちゃった(笑)
なんだよこの構造。ドアロックまで外さないと駄目なのかよー。なんて外してから気がついた。
ああ、コレってドアロックのモーターじゃないって(笑)
そうなんです。これって半ドアまで締めたら自動的にドアがパチッとしまるためのモーターなんです。
パワーウインドウのモーターじゃない。
イメージ的には赤丸がレギュレーターを押さえている10mm。3本。
モーターを押さえているのが黄色い丸。コチラはナットで3つ。モーターにつながっているカプラーも外しましょう
外れた図。レギュレーターが固定されちゃっているので、窓ガラスとレギュレーターの分離が大変。
しかもプラスネジ2本。なんとか外しました。
今度は新しいレギュレーターをセットして、ドアのサービスホールからガラスとレギュレーターを合体させます。
これは楽チン。
結局ドアロックのモーターもはずしたほうが作業性がよくなった。
本来外さなくてもいいんですけどね。
あとは元に戻してガラスを綺麗にふいて終わり。
エブリィのリヤスライドドアパワーウインドウ修理でした。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。