自動車ニュース

【注意】古いETCが使えなくなる中、ETC助成金は買い替えは対象外

12月21日に各高速道路を管轄している会社から、ETCの助成金について発表がありました。

東日本、中日本、西日本、首都高、阪神、本州四国連絡高速と大々的なキャンペーンです。

このタイミングでの発表だったので、非常に間違えやすいんで記事にしておきます。結果から書くと、買い替えは対象外となります。

今、盛んに言われているのが2022年のETC問題。

電波法の影響で、ETCができた当初に発売されていた初期モデルが使えなくなるというものです。

ETCの2022年問題と2030年問題

まず2022年12月1日以降使えなくなる可能性があるETCの見分け方からざっと復習です。

初期型のETCで、車載器管理番号が「0」から始まる19桁のもの。

こちらは2022年12月1日で使えなくるとされていました。しかし、電波法関連法令の改正により、一部のETC車載器は2022年12月1日以降ご使用すると電波法違反になるとされていましたが、令和3年総務省令第75号により、新スプリアス規格への移行期限が「当分の間」に改正されました。

今回キャンペーンが出たので、買い替えを促進してくれているのかなと思ったんですけど、あくまでも新規車両についてだそうです。

紛らわしいですね。

今回出されている2022年ETC助成キャンペーンの内容はどういうものか?

対象者はキャンペーン期間中にキャンペーン取扱店舗にて、申請方法に基づき車載器未設置の車両(二輪車を含む)にETCまたはETC2.0車載器を新規に購入・セットアップ・取付を行った方。

キャンペーン期間2022(令和4)年1月27日(木)~2022(令和4)年6月30日(木)
※キャンペーン期間内の申込み完了が必要です。
※ただし、期間内でも助成台数に到達した際には、受付を締め切らせていただく場合がございます。

助成台数は24万台

対象地域は全国で、最大1万円の助成となります。

キャンペーンの参加要件は以下の通り
・ETCまたはETC2.0車載器を新規に設置される方が対象となります。
・ 新セキュリティ規格に対応した車載器のみ対象となります。
・ ETC車載器の買い替えは対象となりません。
・キャンペーン取扱店舗にて、購入・セットアップ・取付を行っていただきます。
・ 本キャンペーンは、二輪車および四輪車が対象となります。
・ 購入・セットアップ・取付後のお申し込みは、助成対象となりません。
・ 他のETC車載器購入助成を受けられた車両は、対象となりません。
・ 別途必要となるセットアップおよび車載器取付にかかる費用は、助成対象となりません。

NEXCOのHPより引用

ETCが近いうちに使えなくなるところに、助成キャンペーンなので、間違えやすいですよね。

使えなくなるんだったら、そちらも助成してほしいよなと思ってしまいました。

勘違いしないようにしてください。

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