エスティマのオイル漏れ修理その3
初代エスティマオイル漏れ修理
オイルブロックのOリング交換、オイルパンのシーリングとやってきました。
続いて着手したのはクランクケースのシーリングです。
初代エスティマのガソリンエンジンは寝かせて搭載されているので、
本来オイルパンがつく部分はカバーがされています。
そして、オイルが入っているオイルパンは下側に来るように追加されている。
この本来オイルパンが取り付くであろう場所には薄っぺらいオイルパンのようなものが
ついている。ここからオイルが漏れていたのでシーリングをやり直すことに。
さすがに3部作の最後の章だけあって、ここはちょっと面倒くさい
まずはフロント側のプロペラシャフトを外します
さらにセルモーターを外す必要が有るので、バッテリーのマイナス端子も外しておく
あとオイルフィラーキャップがステーに止められているのでそのネジを外して、オイルのホースを外しておく
セルモーターを外す
プロペラシャフトのセンターベアリングが取り付くブラケットも外す
続いてミッションのメクラ蓋を外す。この中にまでオイルパンがきているから
エンジンが落ちてこないようにつっかえ棒でつっかえておいて、エンジンマウントも外す
エンジンマウント
これである程度クリアになるので、カバーのネジを外していく
ナットとボルトを外していく
ネジをはずしたらカバーをマイナスでこじってやると外れる。オイルが出てくるので注意
折り返し
外れたカバー
古いパッキンを綺麗に剥がしていく
オイルパン側のガスケットも綺麗にはがす
綺麗になったら液体ガスケットを塗布していく
準備完了
エンジン側も綺麗にしたらドッキング
あとは戻していく
オイルを最後に入れれば完成です。
エスティマのクランクケースのカバーシーリングでした。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。