結果として検証するまで実に8か月位かかりました。
エンジンオイル消費の激しいエンジンに、ワコーズのエンジンパワーシールドを入れたらオイル消費は減るのか?という実験を2月から行っていました。これを書いている時点で10月なので、実に結果が出るまで8か月かかったことになります。
結論を先に書くと、確かに効果があると太鼓判を押したいと思います。これは損得ナシです。
以下その経緯を書いてみます。
検証に使ったのは、悪名高い初期型のダイハツKFエンジン。
このKFエンジンは市場にでた当初、オイル消費の問題を抱えていました。ヘッドガスケットからのオイル漏れやピストンリングの膠着など。
適切にオイル管理をされていたエンジンであっても、オイルが減る。僕が乗っている車もそのうちの一台です。
そんなKFにエンジンパワーシールドを使うと、オイル消費が緩和されるのか?
オイルの減り具合は1000km走るとレベルゲージの半分くらいまで減ってきます。シビアコンディションであっても、オイル交換までの間に一度はオイルを補充しないと駄目ということです。
2月にオイル交換をした時にいつもの5W-30オイルにエンジンパワーシールドをよく攪拌していれました。
そこから何度も定期的にオイル消費を点検していったんです。
今回のテストでは真冬から真夏の両方を経過しています。
結果としてテストに過酷な条件になっているのではないかなと。
エンジンパワーシールドを添加して、8ヶ月。そして走行距離は2500kmを越えました。
この車はちょい乗りが多いターボエンジンです。メーカー指定だとシビアコンディションで3ヶ月2500kmでのオイル交換指定とされています。
時間軸は3ヶ月から余計に5か月経過しています。
ちなみに走行距離は124000kmオーバーです。
オイルはどのように減ったのか?
こちらがその結果です。
オイル消費はしていますけど、緩やかに減っていて、ゲージの3分の1位減っただけでおさまっているのがわかります。
真冬と真夏のちょい乗りを経過しているのに、この減り幅ということはすごい。
今までのオイル消費を考えると劇的に緩和されているのが見て取れます。
ということで、ワコーズのエンジンパワーシールドは長期テストの結果、非常に効果的なオイル添加剤であると太鼓判を押すことができました。
オイル消費に悩んでいる人はお試しください。
なお、この模様はYouTube動画にもしてあるのでよかったらご覧ください。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。