いすゞのエルフ、ブレーキブースターの警告ランプ点灯の原因は・・

お客さんの運送会社から

「ブレーキブースターの警告がついて、ブレーキが効かないみたいだからすぐにきてくれ!」

という依頼があり、若手のエースに出張へでてもらいました。

とはいえ、まだ4年落ち位のエルフです。

こんなに高年式のもので、ブースターのトラブルが起きるとは考えにくい・・・。

現場から電話をもらったら、本当にブースターの警告ランプが点灯しているということです。

どうやらどこかから負圧が漏れているのは間違いない。全然負圧を保持できないので、ブレーキフィーリングがカチカチの状態であると。

どうしてこんな高年式のエルフでブースターの警告ランプが点灯するか?

後輩整備士が応急処置を施して乗ってきた車両を見て、なるほどなぁと。

ブレーキブースターの警告ランプです。

原因はこれでした。

こちらのバキュームバルブが折れてます。

話を聞いていたら、配達先についた運転手が、キャビンを持ち上げてエンジンルームを点検しようとしたらつまづいてしまったと。

その時にこのバキュームバルブに手をついたら、根本から折れてしまったと言うのです。

そりゃバキュームがここから漏れるわけだ。

現場でこのように応急処置をして、エア漏れを修理して帰ってきました。

バキュームバルブは18300円です。

高い出費になりましたが、まだこの程度で良かったです。

まさかのブレーキブースター警告灯の原因は、そういう理由でした。

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