とうとう原因と問題点の処置が発表になりました。
日産のルークスと三菱のeKスペース、クロススペースの生産停止問題に終止符が打たれました。
既に日産のHPから詳しい情報が閲覧可能となっているので紹介します。
日産ルークスの衝突試験において、一部条件下でエアバッグ性能が想定通りに発揮されない可能性が判明したことから、一時的に同車両の生産・出荷・登録業務を停止しておりましたが、この度、原因が特定され対策が確定しましたので、2月11日(金)より生産・出荷を再開させると共に、既に販売している車両につきましても、近日中にリコールのご案内をさせていただく予定です。
日産HPより引用
実際にどのような問題があって、どのように対処するのかは以下の通り。
<現象>
前面衝突試験において、運転席エアバッグの特定の展開挙動で法規要件の一部を満足できない恐れがあります。<対策>
運転席エアバッグ内部に吊紐を追加し、常に設計位置でエアバッグが展開作動するよう制御します。
また、上記対策効果を更に安定化させるため、運転席側のニーエアバッグを全車標準装着とします。日産HPより引用
最後に気になるのが、すでに納車済みの車両についてはどうするか?
もちろんリコール処置となるようです。
2020年12月以降に生産された車両が対象になります。対象となるお客さまには、準備が整い次第、ご連絡させていただきますので、今しばらくお待ちください。
日産HPより引用
ちなみに三菱自動車のHPでも同様の内容で発表されています。
実はうちの会社でもお客さんからルークスについての注文を受けていて、日産に昨日の時点で問い合わせたら7月頃にはという回答でした。
内部ではある程度の見通しが立っていたという事ですね。
とりあえずすでにルークスやeKスペースなどに乗ってる人は、リコール部品が間に合うのを待っていてください。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。