電装系

エコアイドルランプが点滅!無視してそのまま乗り続けたらどうなるのか?

ダイハツ車に多いトラブルのなかに

「エコアイドルランプの点滅」

というものがあります。

エコアイドルランプが点滅するとどういうことが起きているのか?

これは、アイドリングストップが効かない状況になっています。

ダイハツ車のアイドリングストップ搭載車で、エコアイドルランプが点滅すると何かしらの故障コードが入力されています。

一番多い故障コードはP1602の始動時電源電圧低下異常というもの。

このコードが入力される直接の原因はバッテリーの劣化がほとんどです。

つまり、エコアイドルランプが点滅したら、バッテリーが劣化していると置き換えてもいいくらいメジャーなトラブルになっています。

エコアイドルランプ点滅のまま乗り続けたらどうなる?

今日の本題は、エコアイドルランプが点滅し始めたとして、そのまま乗り続けたらどうなるのか?というものです。

まず前提として、エコアイドルランプが点灯した原因がP1602の始動時電源電圧低下異常ということにします。

というのも、そのほかのコードが入力されている場合、この内容は当てはまらなくなるからです。

P1602の始動時電源電圧低下異常は、セルモーターを回してエンジンをかけたときのバッテリー電圧をモニターしています。

規定以下の電圧になった、それが2回ほど起きたらランプ点滅です。

そのまま乗り続けたらどうなるか?

結果を先に書くと、最終的にはエンジンがかけられなくなるんです。これは他のガソリン車でも同様の事ですが。

どういうことかというと、アイドリングストップ専用バッテリーが劣化すると、まずはアイドリングストップさせるだけの性能が維持できなくなります。

ただし、この時点ではエンジンの始動性に問題がでるというわけではなく、アイドリングストップの条件を満たせないということ。

つまり、アイドリングストップが効かなくてもいいなら乗っていてもさほど問題はありません。

そこからさらに使い続けると、バッテリーの劣化は進んでいきます。あとは他のガソリン車などと同じ道をたどります。

バッテリーが劣化し過ぎて、セルモーターが普通にも回せなくなり、エンジンがかけられなくなる。さすがにそうなったら交換ですね。

最終的にはバッテリー交換を余儀なくされるので、アイドリングストップランプが点滅し始めたら、逆にバッテリーが劣化し始めているんだなとわかります。

あとは、なるべく早いタイミングで交換をするのが一番安心ですね。

バッテリーが劣化するとエンジンがかからなくなりますから。

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