レビュー

クランプ型電流計を使って、アーシングしたポイントを測定!その結果見えてきたこととは?

先週自分の車に久しぶりにアーシングというものを施してみました。

アーシングを自分の車にやったのはこれで2台目。最初はカプチーノに試してみたんです。

その時は付属の説明書通りにアース線を引きましたが、効果については特別体感できるものもなかったです。

今回は、アーシングをしたら目に見えた毛結果を見てみたかったので、追って調査しました。

まず買ってみたアーシングキットはこちら。

Amazonでお値打ち価格で売っていました。

届いてから端子の抜け等をチェックしましたがしっかりしています。配線の太さも申し分なし。

5本アース線があったので、それぞれに繋げました。

オルタネーター、スロットルボディとシリンダーブロックの付け根、イグニッションコイル付近に3箇所。

このアーシングがどの程度効いているかを確認します。

クランプ型電流計でアーシングをチェックすると

自前でテスターはサーキットテスタしか持っていなかったので、DC・AC両方の電流を計測できるクランプ型のテスターを買いました。

4000円くらいで買いました。もっと安いものもありましたが、安いものはACの電流しか測れないのが多かったです。

レビューもよかったこちらを買ってみました。

エンジンをかけた状態で、バッテリー+につながるケーブルをクランプしてみると、10Aの電流が流れているのがわかりました。

ここからそれぞれのアーシングワイヤーへを計測してみます。

まずはエンジン始動中の測定。

オルタネーターにつながるアースワイヤーマイナス0.5A

シリンダーブロックへつながるワイヤーはマイナス0.75A

イグニッションコイル付近のヘッドカバーへ繋げたものは

マイナス0.5A、0.59A、0.51A。

テスターの表記がマイナスなのは、電流の流れが逆になっているからです。

???どういうことかというと、エンジン始動時はなんとバッテリーのマイナス側からそれぞれのアースポイントへ電流が逆に流れているようになっているということ。

ではエンジン停止後はどうか?

オルタネーター側0.05A

シリンダーブロック、0.9A

コイルへつながるケーブルは0.15A。3本とも同じくらいです。

エンジンを停止すると、テスターの数値がプラスに変わりました。これはどういうことかというと、今度はバッテリーマイナスへ向かって電気が流れているという事です。

この2つの現象をどう評価するか?

電気の流れって、水の流れとほぼ同じだと考えてください。

二つの容器に水があれば、水量の多い方から少ない方へ流れます。そして、水位の高い方から低い方へ流れます。

これを電気に当てはめると、電気の多い方から少ない方へ流れるということですね。

つまり、反応がいいポイントへアーシングをたくさん施すと、実はバッテリーに負担がかかっているという事にも言い換えられます。

でも、バッテリー電圧が低い時などは逆に電流が流れるので、いち早くバッテリーへ電気が戻ってくるとも言い換えられます。

評価すると、電流値がきちんと流れているポイントであればいいかなと。そこへ目標とする部品があればなおさらレスポンスの向上につながるのではないかと。

今度実家にあるカプチーノでも計測してみようと思います。

ちゃんと動いているので、アーシングは確かに目に見える効果はあるんだなと実感しました。

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