改良を続けてきたホンダのエンジンE07Z、最終型は0W-20使用可に

15万キロ超の廃車になる予定のアクティをもらい受けて、とりあえずの整備をして車検を通しました。

このアクティには最終型のE07Zというエンジンが搭載されています。

このE07Zというエンジンですが、さかのぼる事昭和63年にそのひな形であるE05A、E07Aが登場しました。

その後、E07Aがデビューし、1998年にE07Zが登場、2021年にアクティの生産終了とともに、その歴史を閉じたエンジンです。

ホンダにとっては非常に息の長い熟成されたエンジンです。

最終型E07Zは0W-20が使える

僕はE07Zには3台目となります。

アトレーの前に乗っていたホビオ、その前の前に乗っていたバモスです。

バモスの頃のE07Zは0W-20という低粘度オイルは使えませんでした。

ただし、試したことはあります。特に焼き付くこともなく普通に使えました。オイルクリアランスなどが若干違うのだと思います。

最終型のE07Zでは問題なく使えるように改良されています。

アクセルワイヤーの固着問題などマイナートラブルは直ってる?

昔乗っていたバモスのHM2も全く同じレイアウトで、NAのマニュアルでした。つまりエンジン横置きです。

もらってきたアクティもNAのマニュアル。

バモスの頃って、アクセルワイヤーが固着するという症状に悩まされ、走行距離10万キロちょっとでアクセルワイヤーを換えました。

特にホンダの4WDはフルタイム4WDで車庫入れが結構大変です。繊細なアクセルワークが必要なのに、アクセルワイヤーが固着してハードルを上げてくれました。

それは回避されてましたね。

その他ドラムを外すのに、センターナットを外さなくても外れるようになっていたり、ちょこちょこと変更がかかっているようです。

同じエンジンで同じレイアウトを採用しているとしても、エンジンの仕様が変更になっていたり、ネックだった部分は改善されていたり。

初期モデルに比べるとやはりモデル末期は熟成されているのが分かります。

惜しまれながら生産終了となったアクティですが、サンバーと同様でエンジンを後方に積んでいるので静粛性は高くて作りは凝っていました。

初めての15万キロ号、ガソリンを入れて燃費を計算したらちょうどリッター10kmくらいでした。今入れてるオイルは5W-30なので、今度は0W20を入れて計測してみたいと思います。

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