新型ロータリーエンジンはどのように進化した?e-SKYACTIV-R-EVについて

マツダから昨年、新型ロータリーエンジンを搭載したMX-30 Rotary-EVが発売になりました。

いろいろと諸説ありますけど、新型のロータリーエンジンが搭載されていることは間違いなく、どのように進化しているのかなど、説明書を読んでみました。

いろいろと気になる点を書いてみます。

まずこの車はPHEVに分類されます。そのため、家庭で充電して走らせる事ができます。

アウトランダーPHEVが発売された時に感心したのが、燃料に対する気遣いです。アウトランダーPHEVは充電して電気走行ばかり繰り返す事で、ガソリンが古くなることを懸念してたまにエンジンを始動する制御がはいります。

これと同じでMX-30 Rotary-EVも12ヶ月の合計給油量が25Lを超えるように推奨されます。メーターにもこれらを促すようにコーション表示がでる制御になっています。

ロータリーであっても、古いガソリンはNGです。

新型ロータリーエンジンのメンテナンスデータ

ロータリーといえば、スパークプラグも重要です。装着されているスパークプラグはNGKです。

RE9D

という型番になります。イリジウムタイプです。

使用燃料はレギュラーで、燃料タンクは50Lです。

新型ロータリーエンジンのエンジンオイルはどうなったか?

推奨されるオイルはこちら。

純正モーターオイルゴールデン ECO 7 (0W-20)

純正モーターオイルゴールデンターボ (5W-30)

純正モーターオイルゴールデン SN (5W-30)

気になる交換距離は以下の通り。

15,000 km または 1 年ごと

使用可能なグレード・粘度はどうか?

API SN 以上 (SAE 0W-20、SAE 5W-30)

オイルとフィルター同時交換で5.4Lとなっています。13Bの時代から比べると量が多い気がします。

多分ですけど、ロータリーエンジンはエンジンを潤滑させるために少しずつオイルを燃やします。

そのためのマージンを大きく取っているのではないかなと。

そして、そのオイル警告灯。

こちらのオイル警告ランプが点灯したら、1Lオイルを補充してくださいと書かれています。

親切なのが、オイルフィラーキャップを開けると中にノズルが付いているのです。

ノズルを使って補充すればこぼれないと!

ロータリーエンジン自体は、発電用となっていますので、これを次期型のRX-7に搭載させるとなると若干の変更点もでてくるかもしれません。

できればアイコニックSPがRX-7としてデビューしてほしいなと思っています。

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