MHO ENGINEERING

3ヶ月ちょっと前にオイル交換をしました。その時に、エンジンのフラッシング剤も一緒にいれていたんです。

入れていたのはワコーズのeクリーンプラス。

いわゆる遅効性のエンジンフラッシング剤です。

僕は今までフラッシング剤といえば、即効性のものをよく入れていましたが、前回初めて遅効性のものを入れて試してみました。

今日、シビアコンディションの使い方で、3ヶ月2500kmを突破したのでオイル交換をしました。どの程度、遅効性フラッシング剤が効いたかをレポートします。

シビアコンディション　3ヶ月2500kmでオイル交換

僕が乗っている車は、軽自動車のターボです。メーカー指定のオイル交換は、シビアコンディションで3ヶ月または2500kmとなっています。

僕の使い方はまさにシビアコンディションに該当します。2500kmでオイル交換っていうのは、早い気もしますがオイルを食ってるエンジンなので、この位の交換でちょうどいいと思っています。

走行距離はもうじき12万キロに到達します。

この車を買ってから、即効性のフラッシング剤も試しましたし、相当早いスパンでオイル交換を繰り返してきています。

エンジンのヘッドカバーパッキンを交換した時に内部を観察しましたが、スラッジが堆積するほど汚れてはいませんでした。

若干オイル焼けをしているかなというくらいです。

オイル交換を頻繁にしている奇麗なエンジンって、新油を入れて3000km走ったとしても、オイルの汚れってわかりにくいです。オイルに汚れが付着する前に交換をしてしまっているという感じです。

2500km、3ヶ月というスパンであれば、さほどオイルは汚れてないはず。もっと言えば、この車を買ってから何度もフラッシングをしたりしてきたので、エンジン内部に堆積した汚れはほぼ奇麗にしてきた自負しています。

そんな状況下で遅効性フラッシング剤がどのくらい効いてくるか？

遅効性フラッシング剤は汚れを本当に良く落とす！！

まずはゲージに付着したオイルをペーパーで拭ってみました。見事に茶色いです。

汚れをオイルが包み込んでいるのがよくわかります。

もちろん、僕はこの車を買ってからというもの、オイルフィルターもオイルと同時交換を繰り返してきています。つまり、フィルター内に残ってるオイルも毎回排出しているので、汚いオイルはほぼ残していません。

今回もオイルは上抜きをしてフィルターを同時交換します。

最初に断っておきますが、僕が乗っている車はオイルは上抜きのほうがより多くの量が抜けることは確認済みです。

そしてこちらが遅効性フラッシング剤を入れて2500km走ったオイルの状態です。

2500km、3ヶ月とは思えないほど真っ黒です。

ビックリするくらい真っ黒です。どこからこんなに汚れがやってくるんだろうっていうほど。

新油と交換後のオイルを比較してみると

どの位汚れているのかを新油と比較してみます。

新油は透明度があるのに対し、使用後のオイルは真っ黒で向こう側が見えません。

正直ここまで汚れが落ちているというのはびっくりです。

結果は大満足ですね。

即効性より遅効性フラッシング剤をお勧めする理由は？

エンジンのフラッシング剤には即効性と遅効性があります。

即効性も使った事がありますが、遅効性を使ってみるといろんなことが分かります。

遅効性のフラッシング剤っていうのは、いたずらにオイルの粘度を下げていないという事です。

どういうことかというと、即効性のフラッシング剤って、極端に書くと灯油に近いんです。

オイル交換直前に即効性フラッシング剤をエンジンに入れて、攪拌することで内部の汚れをオイルと一緒に排出しましょうというのが即効性フラッシングオイル。

ただ、オイルの粘度は下がります。例え、交換直前とはいえ、エンジンに負担がかかる。さらには急激に汚れを落とすため、落とした汚れがオイルラインを詰まらせる可能性もあるんです。

遅効性フラッシングオイルは見事にオイルの粘度をキープしています。効果が出るまで時間がかかりますが、オイル交換と一緒に入れておけば、次回の交換時には汚れをバッチリ落としてくれます。

汚れも少しずつ落とすことで、オイルラインを詰まらせる危険もありません。

素性のわからないエンジンに対してフラッシング剤を使いたいのであれば、これらの理由で遅効性フラッシング剤をお勧めします。

毎回バッチリとオイル交換をこまめにしている人なら即効性でもいいと思いますけど。

お勧めは遅効性フラッシング剤ですね。汚れをバッチリ落としてくれます。

ワコーズのeクリーンプラスは本当にお勧めできる一品です。