クリーンディーゼルのマフラーについてです。
今のクリーンディーゼルには、どれもなかなかお高いマフラーが付いています。昔のディーゼルと比べて、排気ガスが劇的に綺麗になっている背景でマフラーには高価な触媒が付いています。
このマフラーですが、やはり低速運転を続けたりするとススが溜まってきてしまう。それをDPFの強制燃焼をかけて、自動的に洗浄しています。
メーカーによってもまちまちですが、DPFを手動再生しないといけませんよ。
という警告表示が点灯したらきちんと手動で再生しないといけません。
中にはそのまま走り続けてしまうドライバーさんもいます。
そのまま走り続けてしまうと、今度は手動でDPFを除去できなくなってしまいます。
手動再生ができなくなると、ディーラーの診断機を繋がないと除去できなくなってしまいます。大体がエンジンチェックランプも点灯しちゃうのです。
コンピューターにはどのぐらいのスパンでDPFの再生をしたかのログが残っています。ひどいものになると、手動再生表示が出て1分も再生しないまますぐに走り出すというのを繰り返したお客さんもいました。
当然手動では再生できなくなり、入院。マフラーを脱着して内部を清掃するといった大掛かりな処置が必要になりました。
メーカーによってはマフラーの値段も数十万単位になりますのできちんとDPFは再生するようにしましょう。
あとたまにはエンジンに負荷を与えた状態で、運転してあげるのもディーゼルには大事です。
チョイ乗りとか街乗りっていうのはディーゼルには不向きなシチュエーションです。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。