ドライブレコーダーが爆発的に流行りだしてきたのって、あおり運転が全国ニュースで問題になってからです。交通事故などが発生した場合、目撃者がいない限りは自分の主張を100％通すのが非常に難しいです。
その為にドライブレコーダーがあります。最初はトラックなど運送会社がメインで取り付けていましたが、ほぼ大衆車にも取り付けが広がってきています。
出始めのドライブレコーダーはフロントガラスに取り付ける1カメラタイプでした。画像数などもまだ粗く、昼間にしかその効果が発揮できなかったです。
それがリヤも撮影できる2カメラタイプが出てきたころ、夜の画像もきっちりと確認が取れるほどカメラの性能が上がってきました。現在主流なのがこの2カメラタイプです。
よく売れているのがコムテックのドライブレコーダーです。GPS搭載しているので、証拠として取り扱うには最適です。
そして、ここにきて第3世代ともいえるドラレコが出始めてきました。
ドライブレコーダーを取り付けることによって、誰が一番その恩恵にあずかれると思いますか？いうまでもなく運転手やオーナーですよね。
それではその次に誰が得をするか？それは保険会社です。
保険会社が一番困るのが話がまとまらないこと。もめると全然示談に持ち込むことができません。
そこで、保険会社が面白い試みをし始めました。それがドライブレコーダー特約というものです。保険会社が用意したドライブレコーダーを取り付ける。状況によっては、事故が起きたことを通報してもらえる。
保険会社としても、ドライブレコーダーが付いていない車の状況証拠を集めるのは大変です。そして情報は不確かです。
相手も保険に加入していると、保険会社同士の話し合いになりますが、どちらかがドライブレコーダーが付いていれば動かぬ証拠になります。
保険会社としては示談への道筋がスムーズになるというわけです。これがドライブレコーダーの第三段階目の進化だと言えます。
保険会社からドライブレコーダーをレンタルしているという感じですね。掛け金に含まれるので月額にするとさほど大した金額にはならないのがポイントです。
でもドライブレコーダーは送られてくるので自分でつけないといけませんけど。
ドコモがeSIMが内蔵されたドライブレコーダーに参入するとニュースが流れました。
Kenwoodと共通開発したSIMを内蔵しています。
これによりどういうことが可能になるのか？
まずはスマホとドラレコがつながるという事です。衝撃検知した動画は自動で位置情報と一緒にうクラウドに送信して保存されます。
そして、登録してあるスマホアプリに自動通知します。これはオーナーのスマホだけではなく家族にも通知することが可能。もし自分の子供が免許取り立てなんていう時には、役に立つ機能ですよね。
いつどこでどのような事故に遭ったかを親御さんが確認できるメリットがあります。
そして、24時間駐車監視が可能で、衝撃検知すると同じようにクラウドへ保存されるので、盗難防止効果もあがります。通信料と利用料を合わせて月額700円からとなるそうです。
おそらくですが、今後のコネクテッドカーにはこの手の情報も標準装備されていくと思います。車とスマホが本格的につながり始めました。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。