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初めてのドライブレコーダーをつけた
奥さんがのる車に、万が一を考えてドライブレコーダーを取り付けることにしました。
車業界で働いていると、事故にあった人をたくさん見てきました。その時過半数以上の人はパニックになってなにをどうしていいのかわからなくなっています。
僕も相手がいる交通事故に3回遭遇しました(2回が0−10の被害、1回が3ヶ月入院コース もちろん被害者1−9の割合)、やっぱり冷静にいられるかというと難しい。事故があった時目撃者がいればいいんですが、そうでないと証拠といえるものが曖昧になります。
実際、保険屋さんとも修理について話す機会がありますが、もめてくると相当大変そうです。保険屋さんはとりあえず第三者の目で事故を示談の方向へ導くように冷静に対処しています。
目撃者がいない場合、事実を捻じ曲げて主張する人もたくさんいるでしょう。そんなとき、自己防衛になるのがドライブレコーダーです。
今回僕が買ったのはこちら。
まずこの商品を選んだ理由は主に2つです。
1、コストが安い
2、機能が豊富
国産のドライブレコーダーは確かにブランド力もあるし、いざという時に修理も受け付けてくれます。ただ、僕も国産のドライブレコーダーをお客さんに販売してきましたけど壊れる時は壊れる。
どうせ保証が切れて壊れるのであれば、ランニングコストが安いほうがいいと判断。ようするに壊れたらまた違うのをつける。割り切りです。
そしてこの商品はなかなか価格にしては機能が豊富だし保証期間がついている。保証期間がついてるということは、その期間は安心して使えるわけですからね。
ある意味保険です。それではドライブレコーダーの取り付けです。
電源はシガーソケットからOK
海外製のドライブレコーダーの多くはUSB電源対応になってます。車のシガーソケットは12Vです。そのまま配線を直結したらダメです。
配線にはこちらを買いました。
ヒューズボックスなどから電源を取れる、ソケット型のもの。
ドライブレコーダー本体です。
メモリーカードはサムスンのもの。
これもAmazonで売れ筋だったから。特に理由はありません。
SDカードを入れる。
USB電源で、車に搭載する前に初期設定をします。
この商品はGセンサが当然ついています。ある程度の衝撃を受けると、動画をループから外して保護しておく。そうしないと上書きされて事故の動画がなくなっちゃう。
動画のループ時間は1分、2分、3分、5分、10分です。
僕は5分に設定しました。5分たつと1つのファイルとして保存。また5分たつとファイルが増える。
メモリーカードの容量がいっぱいになったら古いファイルから消去していきます。Gセンサが検知した動画については保護されて残っていく。
問題なのはGセンサの設定を敏感にしすぎると、保護されたファイルがたまっていって動画を保存できなくなる。たまにフォーマットが必要になります。
駐車監視モードもついています。
エンジンを停止していても衝撃を検知した瞬間を記録してくれる。このドライブレコーダーには内部バッテリーも若干搭載している模様。
Gセンサの設定は真ん中の4Gにしておきました。
一週間に一回週末に僕がフォーマットすればいいかなと。動画は一番画質のいいモードにしてあります。それを5分ループで保存するので、どの程度の時間蓄積できるかはちょっとまだわからない。
車体に取り付けるマウントは2つ。吸盤。
両面テープ。
それでは車に取り付けましょう。
シエンタ ドライブレコーダー取り付け
取り付けするのは奥さんがのってるシエンタ。
多い日は1日50kmを超えて走ることもしばしばあります。事故に遭遇した時はこのドライブレコーダーが頼りになります。
取り付けはヒューズボックスから電源をもらう方法。
運転席のヒューズボックスをまずは確認。ACCのところに設置しよう。
取り付けしやすいようにドアミラースイッチのパネルも外す。こうするとヒューズボックスのアクセスが簡単。
ACCのヒューズを抜いて、エーモンの配線をかまします。
ドライブレコーダーを取り付ける。吸盤でセットします。
この商品もある程度の期間を使わないとまだ信用できませんからね。知り合いのみたいにすぐ壊れたら返品しないといけないし。
配線。ルーフとAピラーを通します。
Aピラーを外して、そこからヒューズボックスへ。
シガーソケット部分をロックします。これは抜け防止の製品なのでおすすめ。
あとはアースをとるだけ。足元のアースポイントにつなぐ。
取り付け完了。
あとは配線を綺麗に束ねてタイラップで固定する。
小銭に生活感を感じる・・・。
こんな面倒臭い取り付けをしなくても、車のシガーソケットからそのまま繋いでも大丈夫です。
僕は車のシガーソケットをフリーにしたいから回りくどい配線にしました。
シガーソケットから取り付けるのであれば、取り付けは5分もかかりません。
あとは動画を確認です。
こちら、僕が買ったドライブレコーダー。画質的には1700円とあまり変わらないか?信号の色はきちんと判別できます。 pic.twitter.com/7EHaZgNGj1
— チームMHO (@teammho) 2018年8月5日
こちらがドライブレコーダーの動画です。以前紹介した知り合いのものと解像度のスペックは同じ。
このドライブレコーダーをみなさんにオススメするか否かはもう少し経過観察します。ちょっとジョイント部分がか細い気もするなぁ。これも折れてしまうのだろうか?
タイムセールで3000円ちょっとで買ったんですよね。
また追記します。
衝撃をうけたファイルはこのようにLOCKとかいてあります。確かにかなりの段差乗り越えたものとかはGセンサが反応してるね
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。
コメント
暑い毎日、お疲れさまです、
車検持ち込みだと、車検表証以外は除去しなければいけませんが、
同じでしょうか? 基本としては。
最近、ドライブレコーダーを取り付けてる車が、とても増えた様に思います。
自分も、半年くらい前に、仕事のトラック(4ton車)に取り付けしました!
当然、自腹です…。
理由は、仕事でトラックを運転していると、強引な割り込みや、ウインカーも出さずにいきなり曲がる車、信号無視で突っ込んで来る車など、自分が事故に巻き込まれた時の自己防衛の為に取り付けしました!
自分の運転で、駄目な所も記録されてしまいますが、それでも事故に巻き込まれた時の証拠になりますからね!
取り付けしたのは、コムテックの製品です!
以前、エンジンスターターに使ってて、自分が信頼性を感じているメーカーの物です!
ここ最近、こういった製品を買う時に、made in Japanにどうしてもこだわってしまうんですよね!
今の所、事故も無く安全運転で来てますが、いざという時のお守りにも、ドライブレコーダーってとても有効だと思います。
アマゾンのお買い得な物もでもいいですし、予算に余裕があるのなら、国産の製品を使ってみるのもいいんじゃないのかなぁと自分は思いますね!!
小遣いに余裕が出来たら、サンバーとスペーシアにも取り付けしたいなぁ!!
特に後半の国産へのこだわり、同意です。
買うならコムテックと決めてますが、横着なので未です。
ドライブレコーダーは決められた範囲内に取り付けてあれば検査はOKになってます。期限が切れた点検ステッカーはできればはがしておいたほうが無難です。
まさにメイドインジャパンです(笑)
コムテックはおすすめです。僕も電装屋さんから一押しで売ってくれと言われています。
やはりGPSが内臓されているもののほうが証拠として確実になるので、安いドライブレコーダーはGPSがついてないので走行記録なども取れません。
いざ有事になったときに、相手を論破する証拠になるかどうかは微妙ですよね・・。
ないよりはあったほうがいいくらいですね。今のところ壊れずに動いています。我が家の格安ドライブレコーダー君。ただ夜はダメダメでした。まったく判別不能です。
コムテックおすすめです。予算が許されるなら、GPS内臓で走行履歴が残せるタイプがいいです。