Categories: エンジン電装系

ディストリビューターからのオイル漏れについて

今の車には使っていることがなくなってしまったディストリビューター。ちょっと昔のガソリンエンジンなら必ず搭載されていました。イグニッションコイルからの電気を各シリンダーへ配電するのがディストリビューターの役割です。

つまりこれが壊れると、ミスファイヤが起こったりエンジンがかからなくなる。

ディスビの主なメンテナンスといえば、点火火花による劣化が認められるディストリビューターキャップとローターの交換。どうしても火花が飛んでいるので接点が荒れて来る。
ディスビのメンテナンスの定番としてはキャップとローターの交換がメジャーなところ。

続いてディストリビューターとすると、オイル漏れがよく起こりえた。オイル漏れの定番といえば、Oリングだ。
カムシャフトによってディスビは回されています。なのでヘッドカバーに挿入されているんですが、そこでOリングを介してオイル漏れを防いでいます。なのでたまにはOリングを交換する必要が有る。

と、ここまでは意外とポジティブな、メンテナンスを書いてきました。最後に紹介するのはディスビの交換だ。??ディスビって交換しないといけないの?と思うでしょう。
ディスビのシャフトのなかにもオイルシールが入っていて、このシールが劣化するとディスキャップの中にオイルが漏れてくるのです。こうなると、キャップの中をオイルがまんえんしてミスファイヤを起こしたりエンジンがかからなくなったりする。

応急処置としては、キャップとローターを外して洗浄して乾かせばとりあえずはエンジンはかけられるが、しばらくしてまた同じ現象がおこってしまう。

こうなったらディスビを交換しないといけない。つまりリビルトです。なぜならばディスビ内部の部品は販売されていなくて、オイルシールのうちかえができないのである。

ディスキャップを交換するために外して、中にオイルが付着していたら、ディスビをリビルトに交換する必要が有るのです。ダイレクトイグニッションであればディスビを使っていないので大丈夫

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