電装系

車に色々な電装品をつけたらバッテリーへの負担はどの程度かかるのか?

ちょっと試してみました。

車のバッテリー上がりについてです。例えばいろんな電装品を使っていて、それがどのような影響を与えるのか?

とりあえずたくさんつないでみました。

USBでiPadとiPhoneを常に充電。

シガーソケットからドライブレコーダーと車内のWi-Fiユニット接続。

さらにライトをONにしてラジオを聞いて、エアコンをONにする。

まず整理したいのは、バッテリー上がりを起こすのはバッテリーの容量を超えて電気を使うと起こります。

単純にバッテリーの容量中、セルモーターを回してエンジンを始動するのに20%くらい電気が残ってないとします。

すると、80%を使い切った時点でエンジンが始動できなくなるということですよね?

しかし、エンジンをかけると、オルタネーターが発電を開始します。

オルタネーターの充電制御とは?

オルタネーターはいわゆる発電機です。

バッテリーへ電気を充電する補機類です。もしオルタネーターがなければ、エンジンをかけるにしても、燃料ポンプを電気で回す→インジェクターで燃料を噴射する→プラグで火花を飛ばす→各センサを駆動させる。

などなど、いろんな電気が必要になります。

特にオルタネーターが壊れてしまったり、オルタネーターベルトが切れてしまうと、あとはバッテリーに残ってる電気だけで走らないといけなくなります。

しかし最近のオルタネーターはよくできたもので、充電制御に始まりモーターを兼ねていたり様々な役割を持たせています。

充電制御っていうのは、バッテリーの状態が良好の時に、オルタネーターの発電を止めます。中にクラッチを持たせていて、空回りさせることでエンジンの抵抗を減らす。

すると、燃費が良くなるわけです。つまり、オルタネーターはエンジンをかけていても常に発電していない車が増えてきています。

バッテリー電圧をモニターして、12V付近の時は危険

この前、USBソケット用のチャージャーをつけてみた車で試してみました。

すると、たまに12V付近になります。

調子がいいと14Vくらいまで上がります。

エンジンをかけている時に14Vくらいまで電圧が上がってこないと、バッテリーへ充電がうまくできていません。

12Vだとイーブンです。バッテリーへの充電があまり行われていないので、電装品を使えばバッテリーの電気を使っていることになります。

もちろん、これだけ電気の出し入れを頻繁にするとバッテリーへの負担もかかってきます。

通常なら3年~5年もつバッテリーでも1~2年くらいで健全性が落ちてくることだってあります。

あまりいろいろな電気をシガーソケットから使うとヒューズが飛ぶこともありますので注意してください。

この車はシガーからのアクセサリ電源は2つ。常時電源でシガーソケットを使うように加工してあるので、ルートが違っています。

同じ部位からいろんな電装品を使うとヒューズが飛びますので!

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