本日はこれです
車にはいろいろな電球が使われています。
ウインカー
ヘッドライト
バックランプ
ナンバー灯
ルームランプ
フォグランプ
ETC・・・
そんな車には欠かせない電球ですが、
本日はちょっとその電球を紹介
まずはフツーの電球
そしてルームランプ
これはルームランプによく使われています。
ちなみにベンツはこれがナンバー灯だったよ。
そして
ウエッジ球
これは使用用途は多々あります。
スモールランプだったり、バックランプだったりナンバー灯だったり。
最後に
ショートした球
ま、ほかにもいろんな形状の球がありますが、基本はこんなところですね。
そして次に
シングル球
ダブル球
つまり、電球の中にフィラメントが1つか2つかどっちかというところですね。
電球の中をよぉく見ると、上は配線が一本
下のダブルは2本あるのがわかりますね?
このフィラメントを2本もつダブル球というのは
ブレーキランプに使用されています。
夜になるとわかるけど、
テールランプが光っていますが、ブレーキを踏むと
そのテールランプがさらに明るく光りますよね?
これがダブル球なんです。
ブレーキの球というものは、法令でテールランプよりも確か3,4倍くらいの明るさを備えていないと
車検に通らないんですよ。
だからダブル球というもののワット数は
12V/5W/21W
という表示をされていますね?
これはひとつのフィラメントは5Wの明るさ
もうひとつのフィラメントは21Wの明るさになるっていうわけです。
同じ配線で同じ電球をつかってのブレーキランプとテールランプ
これにはダブル球がつかわれます。
わかりました?
そしてもうひとつ気をつけないといけないのが
V
12Vか24Vか。
大型トラックなどは12Vのバッテリーを直列に2つつないで24Vとして
電装品を動かしています。だから普通のくるまのシガーライターとかはつかえないよ。
ラジオなんかも全部24V専用品じゃないとね。
これは電球にもいえて、24Vと12Vの球が存在します。
普通の12V電源の車に24Vの球をつけると
流れる電流が半分になって明るさも暗くなります。
24Vの電球は24Vの電圧を与えたときに規定のワット数を発するものなので、
その半分の12Vの電圧だと、明るさも減ってしまうというわけですね。
ブレーキランプが左右で明るさがちがうなぁというときは、
ワット数が違うか、V数がちがうかのどっちかです。
逆に24Vの車に12Vの電球をつけるとショートします。
だから気をつけてね。球にもいろいろあるからね。
最後に、ウインカーをつけると、点滅の早さが左右で違うなんて場合がたまにありますよね?
これも球を間違ってつけているときに起こります。
例外として、電球が割れていたりショートしている場合でも左右のウインカーのスピードが
変わったりします。
結構おくの深い電球
しっかりと確認すれば、作業は簡単そのものなので確認だけしっかりしましょうね。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。