久しぶりに三菱のヒット作となっているデリカミニ。
この前三菱ディーラーの前を通ったら、ショールームに展示車がありましたね。
先行予約が今年の冬にスタートして、納車が7月ごろになると言われています。
今オーダーするとやはり半年弱は納期がかかるようです。いずれにしろ三菱としては久しぶりのヒット作ですね。
パッケージングとデザイン、そしてネーミングが絶妙にマッチしたデリカミニ。
WEBで取り扱い説明書が閲覧できるようになっていたので、整備の面などを調べてみました。
デリカミニの説明書を見ると、eKスペースと同じものになっています。
それもそのはず、デリカミニはeKスペースをベースとして作られているからです。
メンテナンスのことに関してもeKスペースと同じだと考えていいと思います。
搭載されるエンジンはBR06のNAとターボです。
NAモデルは使用オイルが0W-8という、日本車の中では一番低粘度のものが充填されています。これは日産のルークスなども同じ。
あとはダイハツのタント、トヨタハイブリッド勢のアクア、ヤリス、シエンタなどが0W-8を採用しています。
そしてターボはどうか?これは説明書が誤植の可能性があります。
説明書のP376には三菱指定ダイアクイーン SPの0W-16という粘度のものが指定されていますが、P377にはそれ以外のオイルは0W-20が指定と書いてあります。どっち?
純正オイルなら0W-16を使えるという解釈でいいのかもしれません。
量はオイルのみで2.8L、フィルター同時交換で3.0Lです。
気をつけないといけないのは、エンジンオイルの添加剤は使用しないでくださいと記載があることです。
ミッションはCVTで指定オイルは三菱純正CVTF-J4が5.8L。
4WDのリヤデフは三菱純正スーパーハイポイドギヤオイルGL-5 90で0.8Lです。
トランスファオイルはなぜか日産純正デフオイルハイポイドスーパーS GL-5 75W-90が0.39L。
これはルークスとeKスペースが兄弟車にあたり、共同開発されているためと思います。
キーレス電池はCR2032が使われています。
シルエットを見ると、やはりeKスペースの面影も残っています。
足回りなどを差別化して、デリカの名前に相応しい車になっているとは思います。
パッケージングが最適ですね。あるものを活用して派生した車にしては非常にいいアイデアだと思います。
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ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。