三菱デリカのドアです。
デリカといっても、マツダのボンゴなんですがね。
このデリカ、集中ドアロックがうまく作動しないというものでした。
早速試してみると
うーむ確かにドアロックがちょっと不良っぽいな。
症状としては、ドアロックが効くんだけど、
2、3回連続で使用していると
動かなくなってしまうもの。
イメージとしては、現在の車のルームランプ。
あれって、ドアを閉めると徐々に暗くなっていって最後に消えるでしょう!?
あれと同じで、連続してドアロックをしていると徐々に動きが鈍くなって
使えなくなってくるといったもの。
大体コレでピンときたけどね。
何が原因か。
まずは
とな。上と下でなにが違うかわかりますか!?
ドアロックのロッドが、下のスイッチをオンオフしているんですね。
緑のハコの上に白いボタンがあるでしょう!?
あれがスイッチになっていて、オンオフしているんですよ。
カプラーを見ると、3極カプラーです。
一つがアースで、一つがドアロックを上
一つがドアロック下
といった回路になっているみたいです。
スイッチを外して、上のようにカプラーの配線を割りピンで、導通させてやると
問題なく動く。
スイッチもいちおう不良ではない。
と、なると犯人はこいつだあ!
リレーというものは、遠隔スイッチでありまして、
これが使っているうちに劣化するのです。
リレーが連続操作で熱をもってくると、
上手く機能できなくなってしまっているんですね。
と、いうわけでドアロックの故障診断でした
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。