今まさに渦中の最中にある日野自動車。エンジン不正の問題で、型式指定を取り消されるのではないか?と言われています。
そんな日野のデュトロとトヨタのダイナに、泣きっ面にハチともいわれる追い打ちのリコールです。
内容はこちらです。助手席側のドアミラーが問題になっています。
小型トラックの助手席側ミラーにおいて、設計指示が不適切なため、正規より短いミラーステーを装着しているものがある。そのため、保安基準第44条の後方視界要件を満たさないおそれがある。
国土交通省HPより引用
対策方法は全車両、助手席側ミラー一式を点検し、誤ったミラーステーが装着されたものは
正規品のミラー一式に交換するというものです。
これもリコールをしないと、保安基準違反になってる可能性があるので車検に通らない内容ですね。
もしこのリコールを知らないで、車検が来て検査を通してしまったら、もしかしたら保安基準に違反しているのに検査を通した!
ということで、検査員が処罰される可能性が0ではありません。
デュトロは1台。ダイナは204台該当になっています。
早い車だと来年の8月から車検になってきますので、それまでにリコールを済ませておくか、検査員の人は注意しておいてください。
普段使いにはまったく問題がない案件なので、こういう内容だと車検までリコールがスルーされることが多いので。保適を切った後に、実はリコールでミラーの寸法がおかしいのに検査合格してるのかね?とならないようにお願いします。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。