よくうちの工場に連絡が入る内容の一つに
「車を落としてしまった」
というものがあります。車を落とすというのは、タイヤを溝に落としてしまったということです。
更に平たく言えば、脱輪してしまったということであります。
そんな連絡を受けたらみんなで救出に向かいます。
一輪のみタイヤを落としてしまった時は救出はさほど難しくはありません。
4WDであればハンドルをめいっぱい切ってやれば脱出できます。
2WDで駆動輪を落としてしまったら、落ちてしまったタイヤの近くを車載ジャッキで持ち上げて、タイヤが溝より持ち上がったなら、ジャッキをかけたまま車を脱出方向へ押す。
そうするとジャッキも倒れるが、脱出できることが多い。
雪やぬかるみでスリップしてしまった場合は乗り合わせに使った車に牽引ロープをかけて引っ張ってみる。
マニュアルならクラッチに負担がかかるが仕方がない。
現場に駆けつけて、明らかにこりゃ駄目だという場合は解体屋にユニックであげてもらいます。
たまにJAFの人と一緒になることもあります。
JAFのサービスカーはウインチがついていてそれで引っ張ったりしていました。
僕も親父のお墓参りにいくときに確かキャリーの軽トラを上げてあげたことがある。
その時は車載ジャッキ作戦で上手くいった。
もし脱輪してしまっても腕のある人が入れば簡単に脱出ができるのであります。
まあそんな機会が訪れたら冷静に考えて対処しましょう
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。