わが社には何台かの代車があります。中には長期において代車を出すことがあるので、きっちりと整備をしておかないといけない場合があるわけです。
以前大きな事故を起こしてしまったお客さんに、新車のワゴンRを代車で出しました。
保険がらみで、保険屋さんから代車代として請求が出きたので、長期において貸すことは特に問題がありません。そのワゴンRが久しぶりに帰ってきた。
結構な板金修理が終わったので、ようやく納車となりワゴンRを引き上げに行きました。
そうしたらびっくりした。数百kmしか走っていなかった新車のワゴンRの走行距離がなんと
4000kmを超えていたのである。ぬおー。1000km時にオイルとフィルターを交換したかったのにー。
と思いつつも渋々と久しぶりに戻ってきたわが社の代車のオイル交換をしました。
新車からとはいえ4000km走っているのでオイルは結構黒い。慣らしの意味合いもかねているので、新車時は1000kmでオイルとフィルターを交換するように会社ではやっているので、ちょっとびっくり。
オイルとフィルターを換えて、減っていたウォッシャーを補充してタイヤの空気を入れてホイールナットを締め付けて、ライト類を点検して洗車して次の任務まで代車置き場へ収めておきました。
お客さんによっては気を利かせてくれて連絡をくれることがあります。
「なんだかオイル交換の時期なんだけど、どうすればいいですか?」
といった具合です。修理がまだ長期にかかる場合は、お言葉に甘えてご来店いただくこともありますが、修理完了が間近なときはそのまま代車は続行します。
代車はあまり費用をかけずに、でもきちんと整備をしないといけない。
長期に修理がかかってくると、こういったケースもよくあるんだなぁと思いました。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。