長年自動車業界で働かせていただいています。去年、奥さんが加入している自動車保険の見直しをかけました。
日々自動車業務に携わるからこそ、つけておいた方がいいと思った特約があるので、皆さんにもお伝えしたいと思います。
まず前提となるのは車が必需品の人。通勤で使う人。ほぼ毎日車を使う人。僕が住んでいる地域では一家に一台ではなく、一人一台くらい車がないと困る地域です。
多くの人がマイカーで通勤をしています。車がないと困る人が多い地域です。
部品がまにあわないことだってありえます。僕もサービスフロントを数年間やった経験がありますが、車の整備予約を受ける時、どの程度代車の日数を抑えればいいかを判断します。
困るパターンが1日しか代車を抑えていないのに、部品が間に合わない場合。結局後日整備が必要で2回預からないといけなくなるというケース。
こういう二度手間を防ぐ為に、走行距離や部品交換歴を事前に調べて必要な日数の代車をあてがいます。
代車が空いてる期間内に作業を完了させないと、次の代車予約が困るからです。
これら車検整備や定期点検などは、ある程度の予測がつきます。
では何が一番こまるのか?それは突発的な事故です。軽微なものなら代車の空きが出るまで修理を先延ばしにできますが、走行不能に陥るほどの事故に遭遇した場合、どうするか?
代車があいてなければ、車を預けることはできるけど通勤ができなくなってしまいます。修理期間中、実費でレンタカーを借りるというと日額で4000円~費用が掛かるので相当お金がかかります。
奥さんは車を毎日乗りますし、仕事で使っています。車の整備に関しては、定期的に部品を交換しているので、特に問題ありません。早め早めのタイミングで部品交換をしているので、トラブルは未然に防いでいます。
しかし、車に乗る時間が長いという事は事故に遭遇する確率も上がります。万が一、自走できない事故に遭遇したら、タイミングよく整備工場に代車があるかというと、厳しいのが現状です。
なので、代車費用特約というオプションを保険の更新時につけました。掛け金は若干上がるものの、事故日から1ヶ月間レンタカーを無料で借りることができるんです。
1ヶ月あれば修理が完了しているか、もしくは工場の代車の空きが出てくるので何とでもなります。
この代車費用特約っていうのがとても重要だと僕は思います。
お客さんにもいたんですけど、突発的な事故を食らってしまい自走ができなくなった。工場代車はその時になく、レンタカーを借りた人。工場代車が用意できたのは10日経過してからで、その間のレンタカー費用は5万円ちかくに上ったんです。
こういうケースってよくあります。僕自身の自動車保険には代車費用特約はつけていません。何故か?
僕は会社には徒歩で通えます。車がなくても大丈夫。子供の送迎も最近はバイクで行っていたりするので、移動手段を車以外に持っています。なので、万が一事故を食らっても大丈夫だからです。
毎日車を使う必要がある人は、代車費用特約というオプションを付けておいてください。これはすごく重要なオプションです。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。