ダイハツ

注意喚起!バッテリ交換してもリセット必要!ダイハツのヘッドライトオートレベリング設定方法

ダイハツ車でオートレベリングシステムがついている車について。若干の設定作業が必要になることがあるので、記事にしておきます。

2015年8月以降のダイハツ車でヘッドランプにオートレベリングシステムを採用されているモデル。これはGセンサ内蔵のヘッドランプレベリングコンピューターを使用していて、整備作業をする過程でコンピューターをリセットしないといけない場合が出てきます。

リセットをしないとどうなるのか?ヘッドライトの光軸がずれてしまうのです。

オートレベリングのリセットが必要になる作業とは?

では、どのような作業をするとオートレベリングのリセットが必要になるか?

整備技術情報に記載されていた内容を抜粋すると

・ヘッドランプ・・・交換、脱着、光軸確認、光軸調整

これらのヘッドライト系統の作業を行う時リセットが必要になります。

続いて、リセットをしたほうがいい場合。いわゆるリセット推奨とされる作業一覧です。

・ヘッドランプレベリングコンピューターのコネクタ脱着

・バッテリ端子取り外し、交換

・ジャッキアップ

・レッカー移動、積車、手押し

これらの動作を行ったとき、レベリングのリセットが推奨とされます。

興味深いのが、ジャッキアップやレッカー移動では何故リセットしたほうが良くなるのか?

この理由は、IG SW OFF中に路面勾配が異なる状況になった時、一時的に光軸がズレるとなっています。手押しの場合は自走以外で入庫された場合はリセットが必要とされています。

オーナー自身で行う作業で考えられるのは、バッテリー交換やタイヤ交換の時ジャッキアップをするなどが挙げられます。

タイヤ交換やバッテリーを交換したら、都度リセットをしないといけないということです。

ダイハツ車のオートレベリングリセット方法

それではここからが本題です。どうやってオートレベリングのリセットをするのか?その方法を記載しておきます。

1、ライトコントロールスイッチを「TAIL」(LA650系はAUTO)にする。

2、イグニッションスイッチをONにする。

3、ライトスイッチをPASS(手前に引いた)状態でライトスイッチをTAIL→HEAD。この操作を5回行う

4、ライトスイッチをLO状態に戻す。

5、メーター内のヘッドランプオートレベリングのウォーニングランプの表示により正常終了となります。(ヘッドランプオートレベリングウォーニングランプが5回点滅をイグニッションスイッチOFFまで継続)

注意点として、各動作にはスピードが求められています。すべての動作を3秒以内に実施していければ大丈夫です。

特に、完成検査でヘッドライトを測定する検査員の人は覚えておいてください。

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