8月10日のことですが、ダイハツが電動車両の特許を申請していました。
まずはこちらをご覧ください。
出典 日本国特許庁
車を真横から見た図になります。
このシルエットから想像すると、ハイゼットカーゴやアトレーのようなウェイクのような、でもやはり新しいモデルなのかなと?
見た感じでは現行車のシルエットに似ていますが、新型車ではないかと想像します。
そして注目すべきは一列目シートの下にEVを構成する部品が詰まっているという事。
キャブオーバー?っぽいですけど、アトレー・ハイゼットはエンジンを縦置きにしてFRベースです。
基本後輪駆動で、4WDの場合トランスファーとフロントデフとリヤデフに分かれています。
出典 日本国特許庁
続いては真下から見た図。
これを見るとよりわかりやすいですね。FFベースであることが分かります。
座席の下に電動化の部品を詰め込んで、それを前輪駆動でFFとしています。
今軽自動車のEVはミニキャブミーブやアイミーブがあります。
ミニキャブミーブは2WDの後輪駆動、アイミーブも2WDの後輪駆動です。
後輪駆動の2WDは雪国の冬だと非常に厳しいです。高性能なスタッドレスを履いたとして、それでも坂道は不安なのでチェーンも持っていた方がいいです。
リーフなどはFFベースの前輪駆動ですから、ある程度の雪道は大丈夫。
ミニキャブミーブが雪国で注目されていないところが、そこにあると思います。
このダイハツの新型開発車両は、前輪駆動なので例え2WDであったとしても実用性が高いと言えます。
出典 日本国特許庁
しかもこれを見ると、フレームがラダーフレームのような感じです。
いわゆるジムニーやらパジェロやらが採用しているものです。ラダーフレームの電気自動車となれば、結構独創性があって面白いと思いますよね。
しかもスズキと協業するということで、注目されているところですから。
今後、軽自動車でも電気自動車が本格参入してくれば、日産・三菱VSダイハツ・スズキ・トヨタといった構図になってくるのかな。
電気自動車は日産や三菱が歴史が長いですけど、ダイハツ・スズキにはトヨタがついてますからね。トヨタってもう全個体電池の目途がついてきているので、電気自動車化が進むのは時間の問題です。
ちなみにシボレーやら某国の電気自動車がバッテリーの火災トラブルが多発してリコール出してますけど、日本の作った電気自動車はその手のトラブルは一切ないので安心です。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。