近年いろいろな車で自動ブレーキが搭載されています。
そのため、フロントガラスに傷がついてしまうと修理代が非常に高額になるケースがあります。
今回はCX-8の作業を請け負ったので書いてみます。
マツダの高級SUVであるCX-8。ラージ軍が出てくるまではフラグシップ的なミニバンでもありました。
当然のことながら、フロントガラスにカメラを搭載している自動ブレーキ装着車。
フロントガラスに単眼カメラやステレオカメラを付けているモデルは、交換後にエーミングという調整を行わないといけません。
もしエーミングしないと、正常に自動ブレーキが利かなくなる恐れがあるからです。
近年の車、これが原因でフロントガラスの交換費用が上がっています。
CX-8のフロントガラス交換の内訳は以下の通りです。
フロントガラス部品代120000円
交換工賃21600円
接着剤6000円
エーミング13000円
消費税やETCなど各種付属品の作業を含めると、約18万円オーバーとなります。
今まで自動ブレーキを装着してきた車のフロントガラス交換作業を振り返ってみると、そのすべてが純正ガラスを使用しました。
というのも、今までのフロントガラス交換というと、社外品や輸入品が出回っていたんです。
社外や輸入を使うと、部品代が半額以下に抑えられるので、意外とそれを選ぶお客さんが多かったです。
しかし、フロントガラスにカメラがついている最近の車は基本的に純正を使用すること。
といっても、社外ガラスの設定がまだないようですね。
いずれにしろ、自動ブレーキ搭載車は必ず車両保険に入っておくことをお勧めします。フロントガラスだけじゃなくて、外装パーツを壊しても非常に高い修理代が必要です。
今の車は周り中がセンサーだらけですからね。
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ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。