CVTにATFを使ったらどうなるか?
これは本当にやめましょう。
一部併用できるCVTも知っていますが基本はマジでCVTの専用フルードを使ってください。
AT内部
ATはバルブボディーやら多板クラッチやらで構成されています。
一方
CVTは基本的にベルトでプーリー比を変えることで
無段変速を生み出しています。つまり全然やっていることが違います。
当然求められるオイルも違うというわけ
CVTはCVTでも日産のセドリックやグロリアの大排気量用CVTのエクストロイドCVTは絶対にやめましょう。
これは間違いなく純正のエクストロイド用オイルをつかわないと壊れます。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。
コメント
はじめまして。きわめてまれな例ですがコルトの前期型はCVTに純正ATFが指定されていました。MCで4Gから4Aエンジンになった際にCVTオイル指定になってます。
CVTの場合交換サイクルはATよりも短めに作業をしていますが、車種によってはCVTでも無交換のメーカーもありますね。プーリーに金属ベルトを押し付ける形なので無交換は怖いのですが。実際ベルトが破断して駒が飛散したCVTを見てますし(初期の日産のハイパーCVTで)
そうだったんですね。コルトの前期型はATF指定のモデルがあったんですね。
そういえばマニュアルミッションでもATF指定の車両が過去ありました。
トヨタの昭和59年式カリーナ(T150系)のMT、意外なところでJZAスープラもそうだったはずです。カリーナはそのためかギヤの唸るような音が聞こえてましたね。
当時のオートメカニック誌で、シンクロが弱くなってギアが合わせにくい車にはATFも手だとか書いてた記者がいましたが、確かに潤滑も兼ねてるという面ではそうなのですが、ギヤの極圧性から守るほどの油膜があるようにも思えず、粘度もサラサラなので僕はそれは非常手段だろうと思いましたが・・
とある油脂類メーカーの営業さんの話ですが、マニュアルミッションにATFは全く問題ないどころか、推奨にしても良い位のものだと話していたのを聞いたことがあります。
理由としては通常のミッションOILよりATFの方が極圧性、耐熱性に優れているとのことでした。
Z4のミッションオイルはATFだそうです。ゲトラグは固いオイルだと入らなくなるようで・。実際GTOもディーラーでつかう粘度のものを入れるとかなり渋いです。かといってATF入れる勇気はありませんけれど・・。
僕のコルトの最終型もSP3指定です、アウトランダーからはCVTオイル指定になったみたいです。
確かに極圧性を考えると若干不安になりますね。例えばエンジンオイルでもE07Aや3G83で、10年前のこれらエンジンはオイルが5W−30までしか推奨してなかったんですが、0W−20を使ったらオイルポンプのクリアランスとか問題なのかな?って。自分の車で使ってみたけど問題はなかったです。ある程度の幅広さはもたせているとは思いますね
なるほど。ただ、試すのは勇気がいりますね(笑
いすづのミッションオイルもATFみたいなのがあったのを思い出しました。エルフトラックでした