バイクのオイル交換に上抜きは通用する?ハンターカブCT125は上抜きより下抜き推奨

何事も試してみることに価値があるのをモットーにしています。

ハンターカブ、CT125で初めてのオイル交換をしてみました。ただオイル交換をするのだけでは面白くないので、上抜きでできるのかをテストしてみました。

バイクのエンジンオイル交換に上抜きは果たしてうまくいくのか?

バイクのオイル交換を上抜きでやってみる

車ではポピュラーになってきた、エンジンオイルの上抜き。バイクで試したことはなかったのでハンターカブで試してみました。

テスト方法は簡単です。上抜きで抜いた後、ドレンボルトを外してみてオイルが出てくるかどうか?

オイルが出てくるようなら、下抜きのほうが向いているということになります。

オイルが出てこなければ、上抜きのほうがより多くのオイルが吸い取れるということです。近年のバイクも、オイルドレンボルトとオイルパン部分はアルミ製なので、上抜きができればネジ山の損傷を心配する必要はないというメリットがあります。

エンジンを暖機して、オイルレベルゲージから上抜きのチューブを挿入します。

まず最初に感じたのは、レベルゲージの穴が小さいということ。結構ギリギリというかキツキツです。無理やり入れるとチューブが引っかかってゴミが逆にクランクケースに入りそう。

この時点で減点です。

ハンターカブのオイルは1リットルも満たない量しか入ってません。ちょっと抜いたらすぐ終わりという感じです。

上抜きのオイルチェンジャーでも、ちゃんとオイルを吸えています。ただどれだけの量が吸えているのか?

結果、この位しか抜けませんでした。

上抜きした後にドレンボルトを外してみる

ハンターカブのドレンボルトはこの場所にあります。17mmのボルトです。

紛らわしいのが隣にある銅ワッシャのボルト。一見するとこれがドレンボルトじゃない?って勘違いしてしまいそう。

調べてみたらこれはカムチェーンのテンショナなんだそうです。調べなかったら間違えていたかもしれません。

せっかくドレンボルトを外すので、マグネットドレンボルトに交換します。

SP武川のマグネットドレンボルトを購入しました。色はボディカラーに合わせて赤です。

ドレンボルトを外してみると、オイルが結構出てきました。

上抜きをした後なので、ハンターカブCT125は上抜きよりも下抜きのほうがより多くのオイルが抜けるという事になります。

今後は下抜きオンリーでオイル交換をしようと思います。

このSP武川のマグネットドレンボルト、磁石の力が相当強い!

これは期待できます。

ちなみに純正は頭が17mmなのに対し、このドレンボルトは14mmサイズです。オーバートルクになりがちなのを逆に防いでくれるので好感が持てます。

初めてのオイル交換はG2を選択しました。粘度は10W-40です。

ホームセンターに売っていたので、これにしました。

実はG3も買ってあるのですが、段階を踏んで交換をしようと思いました。

新車充填されているのはG1の鉱物油。これでG2の部分合成油を入れたので、この次はG3の化学合成油を入れてみようと。

バイクの上抜きはどうだったか?

結局バイクの上抜きってどうなのか?

やはり車種によって変わってくるかと思います。上抜きのほうが良く抜けるバイクもあるかもしれません。

ですが、車のように思い切りオイルパン!というオイルパンを持ってるバイクは少ないので、バイクに至っては下抜きのほうが有利なんじゃないかなと。

何事も試してみないとわからないので、今回もいい経験になりました。

ハンターカブCT125は上抜きではなく下抜きでオイル交換をしてください!

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