ハンターカブ CT125

走行200kmなのにオイルに鉄粉大!バイクにこそマグネットドレンを装着する理由を解説!

先日、ハンターカブに今年初めてのオイル交換を実施してきました。

そこで1つ気になったことがあったので、記事にしてみたいと思います。

結果を先に書くと、走行200kmに満たないオイル交換なのに、マグネットドレンボルトに鉄粉がかなりついてきたという事。

以下解説してみます。

前回オイル交換後、200kmも走っていないオイルに鉄粉が

ハンターカブを買って、285km乗りました。前回は100kmジャスト位でオイル交換をしたので、そこから185kmほど走ったことになります。

普通に考えればこんなに早いタイミングでオイル交換をする必要は、全くありません。

実は前回のオイル交換時に、ドレンボルトをマグネットタイプに交換しておきました。

SP武川のものを買ってつけてあります。

それまで車にもマグネットドレンボルトを取り付けてきました。車でオイル交換をする時って、ドレンボルトを外してもそんなに鉄粉って出てこないんです。

3000km~5000km走行でもです。

参考までに、家の車でマグネットドレンボルトを付けた後のオイル交換画像です。

3000km~5000km走ってもこの程度しか鉄粉はついてきていません。

では、ハンターカブはどうだったかというと、冒頭の写真です。

走行200kmでここまで鉄粉が付いてくることがショックでした。

でもまあ考えてみればそうなのかなって。

バイクはエンジンとミッションを同じオイルで潤滑している

殆どのバイクって、エンジンとミッション、さらにはクラッチまで全て同じオイルで潤滑させています。

同じ4サイクルエンジンでも、湿式多板クラッチに不具合が出るので、車用の4サイクルエンジンオイルを使う事を推奨されていません。

バイクにはバイク用のオイルを使ってくれという意味ですね。

車もミッションのドレンやオイルパンの中には磁石がついています。これはエンジンとは違って、ギヤチェンジを繰り返すとギヤの鉄粉が出るから。

バイクの場合、エンジンとミッションが一緒になってるのでおのずと鉄粉は多いと思たけど、予想以上でした。

いかに鉄粉が付着しているのかがわかりますね。走行185kmのオイルから排出された鉄粉ですよ。これ。

オイルフィルターのないバイクには絶対つけよう!

ハンターカブにはカードリッジ式のオイルフィルターはついていません。基本的にはオイル交換はオイルしか交換できません。

クランクケースの中に網のようなフィルターが存在しますが、それを清掃するにはエンジンをある程度分解しないと駄目なんです。

この為、マグネットドレンボルトが非常に有効になってきます。

マグネットドレンをつけていないと、鉄粉もオイルと一緒に攪拌されてエンジンやらギヤの間に入っていく。

しかし、マグネットドレンがあれば、それらの鉄粉をドレンボルトで吸着しておくので安心感が増すわけです。

オイルフィルターがないハンターカブのようなバイクにこそ装着すべきパーツだと言えます。

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