クラウン
型式 JZS153
プラグを交換したのでレポートします
エンジンは1JZ
ご覧の通り、エンジンの真上にスロットルバルブとインテークのパイプが鎮座しています。
なので、インテークパイプをインテークマニホールド手前で外す必要があります。
エアクリーナーからのダクトを外して、スロットルより後ろの部分で切り離す。
ここのガスケットだけ注文しておきましょう
ここの部分を切り離すためには色々なホース類を外す必要があります。
アクセルワイヤーはつなげたままでも大丈夫
このような体勢になったらスタートします。
まずはタイミングベルトカバーの上を外す。
日産のRBもそうですが、この手の直6エンジンのプラグ交換のポイントは
ダイレクトイグニッションのカプラーを外さない。ということ。
大体10万キロ走破するころには熱でカプラーがカチカチになっていることが多いんです。
それを解除させようと押した瞬間割れるなんてザラ。
なので、2コイル方式の場合はダイレクトイグニッションとそこにつながっているプラグコードを一緒に抜いて来る
あとは地道に一本ずつ外していくだけ
お勧めなのは、10万キロ過ぎたらタイミングベルトとヘッドカバーパッキンと一緒にプラグを交換する。
こうすれば工賃はまとまるので無駄がないわけです
純正の白金プラグ
気合です
変なプラグは10万キロの耐久性がないものもあるので注意。
配線と一緒にダイレクトイグニッションのコイルを持ち上げる
こんな感じで外していきます
上が外れれば大したことない作業です
6番あたりは奥まっていて大変
プラグと一緒にヘッドカバーパッキンも交換しましょう。この車は先にヘッドカバーパッキンだけ交換されていたらしい
全部交換したらインテークを元に戻す
クラウンのプラグ交換でした
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。