クーラントのサブタンクと呼ばれる部品をご存知ですか?ラジエターは熱くなった冷却水を加圧させ沸点をあげて走行風をもちいて冷却しています。その際圧力が上がったり下がったりすると、クーラントが溢れ出てしまう。
このクーラントの増減をコントロールしているのがサブタンクの役割です。クーラントサブタンクに交換時期なんかあるのか?実はあるのです。
目次
クーラントサブタンクの交換時期は?
クーラントのサブタンクに交換時期があるとしたら、クーラントが漏れ出してきたらということになります。
なんでクーラントが漏れるのかというと、サブタンクは樹脂製なので紫外線にあたると経年劣化を起こしてきます。プラスチックの弾力がなくなっていき、カサカサしてしまいには亀裂が入って穴があいてしまうのです。そうなったら交換。
特にクーラントのサブタンクが車の外側についてる場合、紫外線を浴びやすいので劣化が進みます。エンジンルームにある場合であっても、熱による劣化があるので漏れてしまいます。
走行距離などで管理するわけではなく、機能を果たせなくなったら交換です。
クーラントサブタンクの交換費用は?
それではクーラントのサブタンクは交換費用がどのくらいかかるのか?
まずは部品代ありきです。国産車であれば2000円〜5000円程度。中にはラジエターシュラウドなどと一体型になってる場合もあります。そうなると部品代がかさみます。
工賃も同様で、ネジ1本で取り外せる場所にあればほとんどかかりませんが、車によってはフロントバンパーを外さないと交換ができない場合もあります。
クーラントサブタンクの交換費用は2000円〜20000円くらいかかってきます。
見た目がかなり綺麗になる部品
クーラントのサブタンクは新品と古いのでは見た目が全然違ってきます。車によっては部品が廃盤になってるケースもあるので、積極的に交換に踏み切ったほうがいいです。
漏れてから部品が手に入らない・・。他の車の物を流用しているというのを見たことがありますから。
10年10万キロ越えてきたら一度交換をオススメしたい部品です。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。