お客さんから、クラッチが急に切れなくなった。
ということでレッカーしてもらってきた車両です。最初、クラッチが切れないというので、電話で問診をしたんですけど、クラッチが滑ってるのかなと思っていました。
が、電話をしているとそうではないらしくて、もしやミッション内部で何か噛み込んだままなのか?いろいろと考えが頭をよぎりました。
結局原因はなんだったかというと、こちら。
ディスクのスプリングを抑えてる部分が折損していました。
これが噛み込んでいて、レリーズがうまく動かない状態でした。
というか、走行5万キロ前でこれはいただけないな・・。
20万キロ走ったホビオで僕も同じトラブルを遭遇しましたけど、もっと耐久性持たせてくれよって思いますよね。
ディスクが減る前に壊れてどうする・・。
結局は高額修理になるので、原因は必ず写真を撮っておきます。必要ならそれを提示できるようにしておくのです。
年式が経過してくると、距離を走っていなくてもクラッチはOHした方がいいですね。
こういうメカニカルなトラブルに当たることがありますので。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。