世間は禁煙ムードになりました。昔に比べてタバコを吸う人はほとんどいなくなってきましたね。
かくいう僕はどうなのか?実は7年くらい禁煙をしてきましたが、最近はストレスに負けて再び愛煙家になってしまいました。禁煙していた期間が7年あったので、匂いは敏感です。
車の中ではタバコは吸わなくなりました。家の中でも匂いが嫌なので吸いません。
そんなタバコ吸いの僕が言っても説得力がないんですが、未だにシガーライターの需要ってあります。車検で入庫してきた車でご用命事項に
「シガーライターが使えない」
という相談が年に数件入ってきます。
そもそもが、今の車ってシガーライターが付いていないのがほとんどです。付いていてもUSBとかになってしまいましたから。
車のシガーライターは12Vです。USBは5Vなんです。100円ショップで売っているシガーライターからUSBに変換するプラグは12Vから5Vに減圧して、USBコネクタをそなえたものです。
軽トラックに乗っているおじさんは喫煙率が以外と高い。新車でトラックを買ってもらうと、
「なんだ、シガーライターついてねぇのか?つけてくれ!」
という相談を受けるので後付けします。
後付けと言っても、純正オプションパーツで買えるので、ほぼポン付けです。
裏に配線は大抵きてるので、接続するだけのお手軽さです。
ちなみに、シガーライターが壊れて使えないという相談を受けた時、故障の原因で高いのが単純にシガーライタープラグの断線。
シガーライターって電熱線の原理です。タバコを吸いまくっている人はここに灰やらゴミが付着して断線しちゃう。
本体には問題なくて、火をつけるプラグだけを交換すると直るケースがほとんどです。それでもシガーライターが使えない場合
いちいち見出しをつけるまでもありませんけど、シガーライターが故障した時に点検する方法。
大雑把にこの3つですね。
まずはシガーライターの部分になんでもいいので他のソケットをつけてみましょう。それこそ100円ショップで売ってるUSBの変換プラグでもOK。作動確認できるパイロットランプが付いてるタイプがわかりやすくてオススメ。
それでもダメならヒューズです。ヒューズボックスでシガーライターやそれに近いヒューズを抜いてきれてないか確認。
最後に配線です。配線の場合はサーキットテスターがおすすすめ。
簡単なテスターでもいいですが、シガーライター本体に繋がっているカプラーを抜いてそこに12Vきているかを点検します。
12Vきていなかったら、今度はプラス側のソケットとボディーアースをテスターで点検。これで12Vきていたら、アース側が断線しているということ。
これでも12Vきていなかったらプラスの上流側で断線しているということになります。
今でも根強いシガーライター。
そろそろ完全禁煙ムードですね。さぁまた禁煙しようかな。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。