僕は時として、なじみの解体屋さんから中古部品を手配して車検を行うことがあります。
それはやはり予算的なものもありますが、これを新品で用意しなくてもいいかな・・・
中古があればそれを使うのもありかな?
と思ってお客さんと解体屋さんに相談します。解体屋さんに在庫を確認してもらい、それを元にお客さんに勧めてみる。大体の人は中古をつかってくれという依頼になります。
僕が主に中古を利用する部品として、ヘッドライトや灯火のレンズ類。あとは触媒がついている
マフラーのパイプ部分などなど。
レンズは中古を買ってきたら、一度クリーナーで磨きます。こうするとかなりきれいになります。
新品で買うと5万円くらいするようなライトASSYが、中古だと1万円しない。
きれいに磨けばさほど大差はないように仕上がる。逆に、反対側のライトは黄ばんでいるので、中古を使ったほうがバランスがよく仕上がるのも事実。片一方だけ新品だといかにも交換しましたというオーラがでてちょっとアンバランスになってしまう。
マフラーは中古は微妙な場合もありますが、触媒がついてくるとさすがに中古に頼らないと相当な金額になってします。当然お客さんは中古でいいといってきますが、僕は中古のマフラーで車検を通すときは一度耐熱シルバーで塗装をしてあげる。
見てくれも良くなるし、塗装をしているので外的の錆からある程度防ぐことができる。問題は内部からどのくらい腐食しているかだけれど、こればかりは見ただけじゃわからない。
一応その旨は伝えておきますが、せちがらいご時世中古部品を使って車検をすると、結構お客さんには好評なことが多いです。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。