リコール情報

レヴォーグ等CB18のリコール、EGR圧力センサ交換の概要を詳しく紹介

ようやくリコールが発表になったレヴォーグ、フォレスター、レガシィのCB18エンジンです。リコール通知がすでに届いた人も居るかと思いますが、改めて詳しい概要を紹介します。

排気ガス再循環装置(EGR)に搭載した EGR 圧力センサにおいて、排気ガスに対する耐力が不足していたため、排気ガスによる腐食からセンサ出力異常を起こし、警告灯点灯、加速不良に至ることがあり、最悪の場合、エンジンが始動できないおそれがある。

国土交通省HPより引用

そして、対策はEGR圧力センサを交換して、コンピューターをリプロするというものです。

リコール作業は準備が整い次第とされていて、対象台数分の部品はまだ間に合っていないようです。

恐らくリコール通知も数回に分けて郵送されているのではないかなと。

ここからさらに詳しく踏み込んだ情報になります。情報はスバルに直接聞きました。

まずなんでCB18エンジン搭載車が生産停止になってから、リコールになるまでここまで時間がかかったのか?

不具合の調査時間、再現をするテストや原因を究明、そこから対策部品を作るという過程で時間がかかったということ。

合計で52838台のリコールになりますが、そのうち何台不具合が報告されたのか?こちらは550件前後との回答です。

故障が発生する予兆のようなものは出るのかと聞いてみましたが、そのような予兆はないそうです。急にエンストを起こして、再始動が出来なくなる恐れがあるということで、なかなか怖い。

ちなみに、他のリコールにも共通しますけど、リコールが出る前にこのトラブルが発生して、EGR圧力センサを既に保証で交換している場合でも、リコールを受けないといけないんです。

何故ならば、その時に交換されてるセンサは対策部品ではないから。

EGR圧力センサの交換手順は?

ここからは実際にどんな感じで作業になるのか調べてみました。

まず、作業時間は1時間半程度を想定しているようです。

EGR圧力センサの交換をファイネスで調べてみました。圧力センサはエアコンコンプレッサの下辺りにあります。

オイルレベルゲージを抜けば、コンプレッサは外さないでも交換が可能のようです。

ただ、スバルに聞くところによるとバッテリーのマイナスは外しておかないといけないというので、いろいろな再設定はしないとだめですね。

バッテリー外すとこの手のスバル車はステアリングロックがリセットされてエンジンが始動しないことがあるので、ステアリングロックも初期化が必要になったり。

そもそもコンピュータをリプロしないといけないので、専用診断機をもっているスバルショップなどじゃないとリコールは出来ませんね。

症状がちょっと恐ろしいので、このリコールは早めに受けたほうがいいと思います。

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