スズキ キャリィ
型式 DD51T
サーモスタットを交換しました
サーモスタットが開きっぱなしになると、ヒーターが効かなくなったりします。
10年10万キロで一度交換しておけば心配なし。
水温の上がりが遅いとかそういう理由で交換するわけじゃなくて、
もう16年目を迎えたので、クーラント交換と同時に行う作戦です
サーモスタットは、ちょうどセンターコンソールの真下です。
これは運転席側から見ています
運転席シートと助手席のシートを外します
こちらは助手席側から見た図。サーモスタットのハウジングは10mmのネジ2本で止まっています
クーラントを交換するので、ラジエターのドレンを外してクーラントを抜きながら作業すると
サーモスタットを外してもあまりクーラントがもれません
10mmを外す。運転席側
助手席側はこのネジ
ネジを外したら、ハウジングをちょっとこじってやると外れます。
パッキンはゴムなので交換が楽
サーモを外す
16年間ノントラブルでした。お疲れ様
新品をセット
ネジを均等に締め付けます。続いてクーラントの注入作業
ハウジングの上部のネジがクーラントのエア抜きのプラグ。
8mmでネジを緩めます
グリルを外す
ラジエターの横のホースを外します
これでラジエターよりクーラントを注いで、先ほどのサーモスタットのハウジングから
クーラントが出てくるまで入れる。
ゆっくり入れてエアを抜きましょう
クーラントが漏れてきたらプラグを締め付けます
あとはラジエターの横のホースも取り付けて、ラジエターに満タンにクーラントを注ぐ。
そしてサブタンクにも入れて、キャップを取り付ける
エンジンをかけて、ヒーターが効けばエア抜きは成功。ヒーターが効かない場合は最初からやりなおし。
エンジンが冷めたら、もう一度ラジエターキャップから注水。サブタンクも満タンにして終わり
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。