この前初めてスズキのキャリィに搭載されたといわれる、オートギヤシフト(AGS)の車両に乗ってみました。
このキャリィに搭載されたオートギヤシフトが何かというと、オートマではないんです。基本はマニュアルミッションがベースになっていて、クラッチ操作とギヤ操作を自動化したものになります。
シフトレバーしか写真を撮ってこれなかったんですが、シフトレバーこのようになっています。
オートマと何が違うのかというと、基本になっているのが5MTなので、オートマと同じ感覚で乗ってみると大変な違和感を覚えると思います。
このオートギヤシフトですが、僕はマツダのタイタンのトラックで何度も乗ったことがあります。タイタンの場合はスムーサーEという名前が付いていますが、乗った感じはタイタンのそれとほとんど同じに近いなという印象を覚えました。
通常オートマって、シフトアップやシフトダウンにはさほどショックとタイムラグを感じないで変わってきますよね?ですが、このスズキのオートギヤシフトは違います。アクセルを開けていって、いざシフトアップとなると、自動でクラッチが切れてシフトがあがります。
その時のタイムラグに違和感を覚える人が多いと思うんですよ。なぜなら、かなりのタイムラグを感じるということ。そして、アクセルを開けっぱなしているのに全く力がでない時間帯が出るから。アクセルを開けていてもクラッチを切って次のギヤに切り替わるまでの間は動力が伝わらないので違和感に感じます。
この手のAGSはシフトがアップするなというタイミングを見計らってアクセルを若干戻してやる。そうすると違和感を和らげることができます。一応クリープ現象もあるみたいですけどね。
シフトをMに入れると手動でギヤを変更できるようになりますが、さすがにオーバーレブしそうな場合のシフトダウンや低速時のシフトアップなどは電子制御でキャンセルされました。当然ですね。
AT限定の免許でも乗れるマニュアルということなんですが、これなら通常のオートマミッションの方が僕は印象的には好きなんですけどね。
慣れていないからかな。皆さんも是非乗ってみてください。変な感じがしますよ。それが軽トラックに搭載されたというのがすごいことですね。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。