カープール・レーン

世界最大の自動車大国といえばアメリカですね。僕が学生の頃はデトロイトっていえば車っ!という風にテストによく書いたことを覚えています。地理が大嫌いでしたがデトロイト=車というのは何となく覚えていた。

そんな世界最大の自動車大国のアメリカですが、世界の車の三分の一を占めるほどで、世界の全CO2排出量のうち4分の1程度を排出しているということだそうです。最近では日本ではあまり売れていないけど日産のリーフはよく売れているそうですよ。アメリカはやはり1日の走行距離が長い。日本と比べ物にならないくらい長い。だから電気自動車にすることによってグッとランニングコストが抑えられるわけです。

しかし時代はエコで環境重視な時代です。アメリカでもカープール・レーンというものを採用しています。これはカリフォルニアがメインで、フリーウェイの渋滞を緩和する目的で設置されたそうです。

カープール・レーンというのは何かというと、これは2人以上が乗車した車のみ通行できる専用レーンだそうです。1人1台じゃなくて、2人1台の方が車の量を半分に減らせるでしょう?単純ですがなかなか効果的なものですね。ちなみに助手席にダミー人形を置いて、カープール・レーンを走行しようとして捕まるケースもよくあったそうです。捕まった場合には高額な罰金が科せられてしまうらしい。

カープール・レーンが設置されてから時代はかなり進んで、排気ガスもかなりきれいになってきましたからね。アメリカでは個人でスモッグチェックと呼ばれる排ガス検査をしないといけないらしいんですけどね。僕も車検の検査で排気ガステスターで測定しますが、今の車はCOなんか0、01〜0、10パーセントくらいしかでませんからね。触媒が働く前でもこの程度ですから。 HCだって、完全暖機されていれば10も出ないですよ。100も出たら逆にびっくりちゃうくらいです。今のガソリン車はかなりクリーンです。

ディーゼルもクリーンになってきたのは間違いないですが、クリーンディーゼルの排気ガスの匂いはいただけませんね。昔の排ガスの匂いとは全く違ってかなり酔ってしまう。黒煙はでないけど匂いが臭い。

もしアメリカに行く人がいたら覚えておいてくださいね。カープール・レーン。ひし形のマークがそうですから。

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