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車のトラブルナンバー1はバッテリー上がり!バッテリー交換は簡単!

車で出かけていて、トラブルで困ってJAFを呼ぶ。
その車の出先でのトラブルナンバー1はなんだかご存知ですか?

車のトラブルナンバー1といえば、バッテリー上がりによるエンジン始動困難なんですよ。

バッテリーって、凄い地味なパーツです。
そこそこ部品代も高いし、目に見えた交換結果という満足度としては低いパーツ。
実際車検時にバッテリーテスターで著しくくたびれているものに関しては交換を薦めています。交換してくれないと分かっていてる人であっても必ず薦めます。

何故なら、車検後にエンジンがかからなくなった

と、連絡をいただくことがとても多いからです。
車検のときに記録簿のアドバイス欄にも記載するようにしています。
車検時にはかなり弱っていて、買い替えも検討してくださいとすすめた。
いわゆる自己防衛になっちゃいますけどね・・・

バッテリーは現代の車において最重要パーツに上げても過言ではないパーツです。
何故なら、AT全盛時代において、エンジンを始動させる手段はセルモーターを回す以外にありえないということ。

マニュアルであっても、最近はクラッチを踏み込まないとセルモーターのスイッチが入らないようになっています。

なので昔ながらの押しがけによるクランキングが不可能になってきています。

そのくせ、現代の車は電気電気電気電気。
カーオーディオからカーナビエアコン当たり前の時代。
車の電気負荷は思った以上に高くなってきています。

その証拠に、オルタネーターの発電電流は昔に比べて大きくなりつつあるのがわかります。
バッテリー電力をかなり消費するから充電する容量を上げる必要があると。

とにかくバッテリーはとても大切です。もし近くに車があればブースターによるジャンピングで電気をもらえますが、車がいなかったり、ブースターケーブルがなかったらもうアウト。

JAFの出動件数の一番に挙げられている理由が全てを物語っています。
バッテリーの寿命としては3年から5年。

5年もつかえば早期交換をした方がいい。途中で止まりたくなかったら交換しましょう。
とくに外車になると、バッテリーが弱ってくるという体感が少ない。
国産はなんとなくセルモーターの回りが遅いかな?

と感じることが出来ますが、外車に至っては急にパタッと止まることが多い。

時期が来たら使えているバッテリーでも交換。これが無用なトラブルを防ぐコツです。
バッテリー交換もそんなに難しくはありません。


-の端子から緩めます

何故-からかというと、
+から先に緩めると、もし工具がボディーにふれちゃうと、そこでショートしてしまうからです。
車の金属の部分は全部-と考えてくだされ。

バッテリーは必ず

マイナスから外してプラスからつける



端子を外す



+端子を緩めます

この写真は工具は首フリタイプのボックスレンチをつかってるけど、バッテリー交換の時は本当はスパナを使うこと。

もしショートしたとしても、ナットからすぐに工具を取り外すことができるからね。
こういうボックスタイプだと、あせっちゃうと厳しいでしょ?
だからスパナ。



プラスの端子も取り外して、バッテリーステーをゆるめる

バッテリーから端子を外したら、端子が遊ばないようにどっかにきちんと固定しておきましょう。
間違いないようにね。



ステーを取り除く



バッテリーを外す

油断しないように両手でかかえましょう。



新品バッテリーをつけて、ステーを固定



+、-端子の内側をそれぞれペーパーがけします。

これ結構ポイントなんですよ。ペーパーがけして、一皮向いて電気を通りやすくしてあげましょう。
たまに接触不良でセルがまわらなくなるなんてこともありますので大電流がキチンとながれるように、ペーパーがけします。



同様にバッテリーのターミナル部分もペーパーがけします



端子を+から取り付けます。

-からとりつけると、+端子をとりつけるときに、工具でボディーアースさせるとショートするので、プラスから取り付けます。

+端子をつけている時に、万が一工具で、ボディーアースさせたとしても、-端子がまだつながっていないのでショートしなくてすむのです。



マイナスの端子も取り付けます。



それぞれの端子にグリスを吹いておきます

端子にグリスを吹いておくことで、バッテリーの粉が出るのを防止します。
あのバッテリーの粉も酸の成分をもってるので、ボディーを一気にさびつかせちゃうからね。
結構このグリスをあげるのもポイントです。



それぞれの端子、ステーにがたがないかゆすって見ます。

これで完成。

あとは時計を合わせて、ラジオのチューニングをあわせれば完了。

どーですか!?結構おくが深いでしょう!?

バッテリー交換の要点は

①マイナスから外してプラスからとりつける
②使う工具はスパナ
③新品をつける歳には端子とターミナルを両方ペーパーがけする。
④端子に油を給油しておく

ちょっと気を使ってやるだけで、無用なトラブルからはおさらばできます。
因みにMHOはバッテリーは3年使ったら交換するように心がけています。
特に家のAT車は有無を言わさず交換しています。それほどバッテリートラブルに見舞われたくないのが本音なんですよ。

常にフル充電してあるジャンプスターターを車に積んでおけば安心ですけどね。

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