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車の修理はある程度未来を見据えて行う必要が有るということ

車検が残っているけれど重整備が必要

今回はよくあるパターンの話をしたいと思います。

例としてマニュアル車であればクラッチが滑ってしまったとします。クラッチを OHするには、作業指数で7時間程度。

部品やら何やらを合計して10万円程度の修理代が必要となりました。

オーナーは、クラッチが滑っていると乗れないのですぐに直して週末までには納車してほしいという。

こういう時間の納期が決まっている仕事で、作業の了解ももらったとしてすぐに作業に入るかどうか。

車屋さんは総合的に判断してあげないといけない

昔僕はこれで失敗したことがあるんです。ミッションが壊れていて、中古に載せ替えてくれと言われ言われるがままに載せ替えたんです。

そうして、半年経った時点で車検になりました。

その車検の時に、いろいろと修理しないといけない場所があったと。

どうしてミッションを載せ替える時に伝えてくれなかったのか?って。結局ミッションを載せ替えるのに10万円程度費やしていたので、車検は後に引けなくなってしまった。

もし、車検時にミッション載せ替えとの見積もりが出ていたら代替えしただろう。こう言われたことがあったんですよ。

それからというもの、車の修理はすぐには着手しないで総合的に判断する目を持つようになりました。

クラッチをOHしたとして、次の車検はいつか?車検を取ったばかりでクラッチが滑ってしまったならやむを得ないでしょう。ただ、重整備をする時に車検の残りが半年とかそういうときだったら困るんですよね。

車検のときにどの程度の出費が必要になるか。そういった車の未来のことを考えてあげないといけない。

半年後に車検ですが、こういった修理が必要になる可能性もあります。と伝えておくことが需要なんですよね。

今預かっている車もそうなんですが、重整備の前に頭を冷やして車全体の状態を確認してあげることがとても大事なんだと思います。

トータルで考える目を養うのです。

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