自動車のセールスマン

自動車のセールスマンという人たち。いわゆる営業さんですが、これにはまず2種類います。
一つは整備上がりのセールスマン。中堅どころの整備士をどんどんと営業にあげるということ。
ついで、純粋にセールスマンとして入社してきた人たち。
前者は車についてトータルにアドバイスができるし、トラブル時の対処法も心得ている。
後者はそういったアドバイスは前者にはかなわないが、大体の人は物腰がやわらかい。
職人の色に染まっていないというのが適当な表現なのかもしれないけれど、話やすい営業マンは大体がセールス1本でやってきている人が多い。

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自動車のセールスマンは、その顧客の窓口になってくる。トラブルが発生したらその一報をユーザーが知らせるのは、その会社のフロントマンというよりは営業マンのほうが多い。
営業に最初に一報を入れて、営業からフロントに連絡を入れてサービスが動き出すという順番か。
この間先輩の営業マンが1日に3台の商談を決めた瞬間を僕は、修理明細を叩きながら
目の当たりにしていたが、うーむなかなかかっこいいなと思ってしまった。
もう必死そのものだ。お客さんの意向を最大限に汲みながらも会社の規律に則って、ギリギリの線で話を進めていく。自動車というのは営業と整備は一体である。つまり営業が
仕事を取ってきて整備はそこで初めて利益を挙げるというのがシステムになっているのだ。
へたな話、営業は赤字が出ない程度で販売をしても、そのあとの点検や車検などのサービス部門で収益を上げていく。そういった観点からみても、営業は表舞台。整備士は裏舞台でもある。
営業マンなくしては自動車屋さんは成り立たないということを肝に銘じて仕事をしていきたいと思った1日でありました。

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