Categories: 電装系

車に使われている様々な電球について

車には様々な電球が使われています。ルームランプ、ヘッドライト、車幅灯、ウインカー、ナンバー灯、ブレーキランプ、テールランプ、バックランプ。などなど。
電球も様変わりしてきて、昔は普通の電球だった。でもこれがウエッジ球というちょっと先っぽが平べったいものに変わりました。

そして、今ではLEDです。LEDは、切れるということが殆どないのですが、もし点灯していない部分があると大変。それは基盤を直さないといけないということで、テールレンズがLEDになっている車は、もし電球切れのような症状が起きたらASSYで交換をする必要も出てきます。

電装屋さんに持っていけば、恐らく基盤を修理してくれるだろうけれど一般レベルの自動車屋さんならASSYで交換となるでしょう。
なので、電球を使っているほうが手軽でいいというのも一理あります。

電球ならば、自動車工場だけでなくガソリンスタンドなどでも気軽に交換してくれるから。経験の浅いメカニックだと電球の交換方法がわからないケースもある。僕も一番最初にH47系のミニカのナンバー灯の交換方法がわからなかった。どう見ても外から外せそうなカバー。だけど実際はスペアタイヤの辺りからはずすのです。
このように電球の交換を一つとってみてもなかなか難しい。

そして電球は使う頻度が高いものほどよく切れる。AT車でメーターのインジケーターランプで言うと、一番最初にDレンジの球が切れる。次にはPかNだろう。

ブレーキランプなどは左右両方同時に点灯するものなので、どちらかが切れたらもう片方もそろそろ寿命を迎えてきていると思っても間違いじゃない。なので、電球ってセットで交換するのが一番いいと思う。
僕の場合は、電球は一度に全て交換してしまった。どのみち10年10万キロも走っていればどれかが切れるだろうと思って、交換できるものを全て交換しました。なので今のところ右側のテールランプの球切れ
以外は途中での電球交換はないのです。

たかが電球といえませんよ。ブレーキランプが点かないということで警察に止められて整備不良の切符をきられてしまったお客さんはうちの工場では3人ほどいます。
やっぱり運行前にざっと点検したほうがいいということですね。電球で罰金がとられてしまうのはなんとも腹立たしいですからね

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