エンジン

20年、20万キロ走行の軽ターボ、カプチーノにオイル添加剤を入れてみた

スズキのカプチーノという車があります。当時AZ-1、ビート、カプチーノが本格軽自動車スポーツとしてマツダ、ホンダ、スズキから販売されていました。ABCとも言われています。

カプチーノのみ唯一FRというレイアウトを採用してきました。

カプチーノのリミテッド3という前期モデルがうちには眠っています。走行距離は20万キロオーバーです。

屋外放置で室内はカビだらけになったり、ミッションは壊れているしヘッドガスケットも水漏れを起こしています。マフラーも穴が開きまくって、修理して乗り出せるようにするにはそれ相応のお金と手間がかかります。

いつかまたナンバーを付けて復活させるかもしれないので、封印してあるのです。定期的にエンジンはかけて、燃料系統が詰まるなどというトラブルを防止して保管しています。

この前、前回オイル交換をしてから1年程度経過したので、手持ちの添加剤を入れてみました。

20万キロ20年経過の軽ターボに入れた添加剤

今回入れてみるのはこちらSTPのオイルトリートメントです。

エンジンのノイズを低減したり、内部を洗浄してくれる添加剤です。

オイルは手動式オイルチェンジャーで抜きました。走行していないので比較的奇麗でした。

カプチーノの場合、オイルチェンジャーの上抜きで問題なくオイルを吸い出すことができました。

STP オイルトリートメントを入れてみる

STPのオイルトリートメントですが、水あめのようにかなり粘度の高いネバネバした添加剤です。

直接オイルフィラーキャップから添加剤を流し込みました。

そこから規定量のエンジンオイルを注入。

入れたオイルは部分合成油の5W-30です。ナンバーがついていないので、アイドリングくらいしかできないのでこれで十分です。

添加剤を入れて、どのような変化がでた?

バッテリーが上がっていたので、ジャンプスターターをつないで始動。

しばらくエンジンをかけていなかったので、アイドリングが最初は低めでした。ファーストアイドルが徐々に効いてきて、アイドリングが安定してきました。

オイルと混ぜて入れていないので、最初はひたすらアイドリングさせました。本来ならこの手の添加剤はオイルとちゃんと混ぜてからエンジンに入れるほうがいいと思います。

アイドリングが落ち着いてから、スロットルを開けてレーシングをしましたが、眠っているにしてはふけあがりは悪くなかったです。

音については、カプチーノってアイドリングの音が大きめです。インジェクターの作動音みたいな音が結構大きいです。

実走行ができないので、アイドリング時の変化しかわかりませんでしたが、値段が安くてオイルの性能を向上させてくれるというで、まあまあかな。

この車を乗り出せるようにするには、そこそこ労力が必要になるので頑張りたいと思います。

ミッション載せ替えがDIYでやるには設備が足りなすぎる・・・。

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