キャンター 運転席シートクッション交換 FE52CB

キャンターの運転席シートが破れたので交換してほしいという依頼です。

型式はFE52CB。

長距離走ってくるとシートも破れてきますしクッションもへたってきます。

シートアッセンブリーの部品設定もありますが、値段が確か15万くらいしました。

今回は座椅子部分のみでいいということです。これでも部品が5万円くらいしますけど。

まずはシートを車体から外さねばなりません。

ネジは4本。フロント右タイヤのフェンダー内側から12mmのナットを2本外します。

このネジは常にタイヤから水しぶきなどを飛ばされているので錆びています。折れないように注意して外してください。

もっと太いネジを使ってればいいのに・・。

とりあえず潤滑剤攻撃です。

続いて室内。めくらのカバーを外します。

ここに14mmのネジ1本。

あとはシートを手前側いっぱいにスライドさせる。

すると出てくる14mm。

配線も外します。

これでシートが外れます。

ここから組み替えに入ります。

どのように座椅子部分が止まってるかを新品部品で確認すると、ネジ4本で固定されているだけっぽいです。

新品はクッションも潰れていない!

邪魔になりそうなので、横のカバーを外します。これはビスで止まってるだけ。

シートをひっくり返してレールから座椅子を外します。12mmのネジが4本です。

ネジを外します。

座椅子を外した状態です。ここに今度は新品を組み込む。

新品をセットします。汚さないように。

ネジを固定してセット完了。

車体に戻します。

カプラーをつけるのを忘れないように。

完成です。

長距離ドライバーの疲労を軽減させるのはやっぱりシートですからね。

気持ちよくドライバーが業務にはげむために、室内環境をよくするというのはいいかもしれない。

しかし部品が高い!

キャンターの運転席シートクッション交換でした。

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